注文住宅に坪庭を作る時、考えておきたいこと

坪庭とは?

坪庭とは、建物や塀に囲まれた小さな空間に作られる庭のことです。中庭、パティオとも呼ばれています。小さな空間に作る庭は、通常の庭とはまた違った趣があります。
隣地境界線からの制約ギリギリまで建物を建てることになったり、狭小地だったりで、都会で広い庭を持つというのはなかなか難しいですが、坪庭なら小さな土地でも取り入れることが可能です。
小さな空間でも、緑を植えることで毎日癒しを与えてくれますし、坪庭から光を室内に取り入れることができ、部屋を明るくすることも可能です。
小さいからこそ、坪庭の中にお施主様のこだわりをたくさん取り入れると良いでしょう。

注文住宅で坪庭を作るときのポイント

坪庭の多くは、注文住宅でオーダーをして作っていくことになります。
室内からの観賞用に緑をたくさん取り入れたい、お子さんを安心して遊ばせることができる空間にしたい、ちょっと一息できる休憩スペースにしたい等、オーダーをする際には、坪庭で何をしたいかを施工者にしっかりと伝えることが大切です。
また、坪庭を取り入れることで室内により多くの光を取り入れることが可能です。建物に囲まれた土地が多い東京では、坪庭を上手に取り入れることが、昼間室内を明るくするためのカギとなります。光の入り具合も、業者としっかり話し合って決めると良いでしょう。

坪庭を取り入れることで、坪庭だからできる家族だけの都会の癒し空間を造ることができますが、施工者と相談して決めていくことになるので、施工者の腕に出来が左右されてしまう面があります。坪庭のデザインはもちろん、日当たりにも関わってくる重要な部分ですので、腕の良い設計者(建築家)に依頼することが重要です。

狭小住宅と坪庭

狭小住宅は往々にして土地も狭く、隣地との距離も近くなりがちで、開放感ある庭を作るのは難しいもの。屋内の坪庭に採光ができれば、周りの目が気にならない、プライベートな屋外風空間を作ることが出来ます。小さくても庭があり、緑があると毎日の暮らしに潤いを与えてくれます。家で自然に触れられるというのも嬉しいですよね。
しかし、小さくてもスペースを全く取らないわけではないので、坪庭を作った分どうしても居住面積は小さくなります。狭小住宅で居住スペースがさらに小さくなるのはデメリットではありますが、そこは建築家の腕の見せ所となります。良い建築家と出会えば、デメリットを感じさせない家づくりをすることができるかもしれません。

坪庭のある家ならリガードへ

リガードの「アトリエ建築家と建てる家」では、初期の段階からお施主様のご要望を細かく丁寧にヒアリングさせていただきます。狭小地でも庭が欲しいというご要望も承っておりますので、建売住宅にはないようなプランの家をお考えの方は、ぜひ一度リガードにご相談ください。