家づくり物語-プラン編-

■契約前にプラン(図面)のプレゼンがない不安の解消

リガード以外に検討されていた会社様は、契約前に何度でも図面のプレゼンが可能で、
T様が要望されていたルーフバルコニーがある間取りも提案をされている状況でした。

一方でリガードは、ご契約の前にプラン(間取り)のプレゼンをしていなかったので、不安があると仰っていました。
(※現在は、状況に応じて契約前にプレゼンを行うことはあります。契約前プランなしの理由は下記参照)

『なぜ、プラン(間取り)がないとご不安に思うのか』ということを詳しく伺っていくと、『プラン(間取り)によって実際の金額がどのくらいになるかが見えない』というご不安が大きいということが分かりました。
一般的に、注文住宅は、契約後に費用がどんどん上がっていくと言われていたりもしますので、ご不安に感じられるのは無理もないと共感しました。
他方で、自分たちの希望通りのプラン(間取り)になるか分からない、という不安はあまり感じていらっしゃらないということも分かりました。
そこで、まずはリガードの過去の施工事例をご覧いただき、また、建築家がどのようにプラン(間取り)を提案していくかという具体的な話をさせていただいたところ、「リガードさんであれば、自分たちに合った間取りを提案してくれると感じている。」と仰っていただくことができました。

リガードがなぜ契約前にプラン作成を行っていないのか。

リガードの建築家は、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、建築する土地の特性を生かすため徹底的に調べ、
1棟1棟0から入念に練ったプランニングをしております。

お客様ごとの大切なお家のプランニングをするためには、コストがかかってしまうことが避けられないため、基本的にはリガードとの家づくりをご決断いただいたお客様にプランニングを行うこととしております。

一般的には、お客様のご要望に当てはまり、土地の形状に物理的にも当てはまりそうな参考プランをベースにして、パズルのように間取りを組み合わせるというプランニング手法が多く取られています。

メリットは、コストが少なく済むことです。設計士がプランニングをする必要がないので設計料が少なく済みます。                  また、現地の調査により、土地の形状や周辺環境を考慮するというプロセスがない分、人件費がかからなくて済みます。

一方でデメリットは、お客様のオンリーワンのご要望が反映しきれないことと、土地の形状や特性を生かしきれないことです。   例えば、太陽光をリビングに採り込むのが難しかったり、窓の配置によるプライバシーの確保が難しかったりします。

リガードでは、土地の特性を十分に生かし、お客様ごとの想いやご要望を形にすることで、末永く住まわれるお家の快適性を実現していくのはもちろんのこと、お客様ごとのオンリーワンの想いやご要望を実現したいという想いがあります。

コストを抑えて効率化するのではなく、かけるべきコストはしっかりかけ、より良いものを提供していくことに価値があると考えているので、基本的には、ご契約をいただいたお客様に真剣に向き合い、より良い、より豊かなものを二人三脚でつくっていくということを大切にしています。

ただ一方で、建築をする住宅会社を選ばれる際、プランニング提案が大きいウェイトを占めていることも理解をしております。    現在は、土地を既にお持ちのお客様へは、一定の条件・合意をいただける場合は、ご契約前にプランニングを作成していくこともございます。                                                                                                                                                 いずれにせよ、より良く、より豊かなものを、お客様とリガードの二人三脚でつくりあげていくということを大切にしたいと考えております。

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