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新築にも発生する!?チャタテムシの駆除方法と予防策
畳や障子、古い本などの上を素早く這い回る1mmほどの虫を見たことはありませんか?もしかしたら「チャタテムシ」かもしれません。茶せんでお茶をたてるときのような音を出すことからチャタテムシ(茶立虫)と呼ばれるようになったこの虫は、梅雨時期など蒸し暑い季節になると増えます。場合によっては新築の物件やちょっと不思議な場所で大量発生することも…。そこで今回は、チャタテムシの駆除方法と予防策についてご紹介します。
チャタテムシの駆除方法
部屋の隙間や押し入れの隅などに大量発生したチャタテムシは、手で駆除するには時間がかかってしまいキリがありません。一掃するには、バルサンなどのくん煙剤が最も手っ取り早くて効果的です。部屋の大きさに合わせた製品で、部屋ごとにくん煙剤を使用しましょう。くん煙剤の効果は約1カ月。その間に死滅したチャタテムシの死骸を掃除機で吸い込んだら、駆除完了です。
湿気がこもりがちな畳の部屋も、チャタテムシが発生しやすい環境です。畳に白く粉っぽいものが見えたら、カビが発生している証拠。チャタテムシが発生している可能性も高いです。掃き掃除や掃除機では不十分なため、エタノールを使って清掃し、駆除しましょう。業者に依頼して熱処理消毒するとさらに確実です。
食材が置いてあるキッチンなどでは、殺虫剤やくん煙剤は使用できません。そこで有効なのがアルコールスプレーです。アルコールが蒸発するまでの間は虫の動きを止められるので、その間に駆除します。
チャタテムシを寄せ付けない方法
駆除が完了したら、チャタテムシを寄せ付けないように対策していきましょう。チャタテムシが発生しやすいのは、湿度が高くカビがある場所。湿度が75~90%になると活動が活発になり、カビも餌にしながら繁殖していきます。そのためチャタテムシを寄せ付けないためには、湿度とカビが大敵。具体的には、以下のようなことに気を付けましょう。
- 段ボール箱を放置しない
- 防カビ対策と除湿をする。
- 庭や玄関先の掃除をする
- 食材は密閉容器で保存する
- 定期的に換気をし、室内の通気性を良くする
湿度とカビに注意してチャタテムシを完全駆除!
今回は、チャタテムシの駆除方法と予防策についてご紹介しました。せっかくのピカピカの新築なのに、虫が湧いてしまったらショックですよね。そうならないために、湿度とカビには細心の注意を払いましょう。家づくりに関する悩みや不安があれば、ぜひリガードへご相談ください。経験豊富なアトリエ建築家が、ご施主様の理想を叶える家づくりをサポートいたします。