ヘリンボーン床とは?メリット・デメリットをご紹介

室内で大きな面積を占める床は、お部屋の雰囲気を決める重要なポイントです。「せっかく注文住宅を建てるなら、他とは少し違う印象的な床にしたい!」という方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、「ヘリンボーン床」です。今回は、ヘリンボーン床とはどんなものか、メリット・デメリットについてご紹介します。

ヘリンボーン床とは

ヘリンボーン床とは、フローリングの張り方のひとつです。一般的なフローリングでは、長い床材を一方向に、平行に張っていきます。ヘリンボーン床は、短めの木材を山形と谷型に組み合わせ、V字になるように重ねて張ることで独特な模様を生み出します。ヘリンボーンは「ニシンの骨」を意味する言葉で、開きにしたニシンの骨の形に似ていることから名付けられました。

メリット

ヘリンボーン床のメリットは、なんといってもデザイン性が高いことです。同じヘリンボーンでも、木目や大きさ、幅によって印象が異なります。素材やカラーなどの選択肢も豊富で、他にはないオリジナリティのある雰囲気にしたい方にはぴったりです。V字の柄が独特な印象ですが、素材は木なので悪目立ちしづらく、どんなテイストにも合わせられます。ヘリンボーン床はルイ14世が住んだヴェルサイユ宮殿が発祥とも言われており、北欧の雰囲気やヴィンテージ家具ともよく合います。

デメリット

ヘリンボーン床のデメリットは、ジグザグとした模様が圧迫感を与え、お部屋が狭く見える可能性がある点です。一般的なフローリングと異なり目に入りやすい模様なので、ごちゃごちゃした印象になりがちです。スッキリした印象にするなら、お部屋すべてをヘリンボーン床にせず、アクセント的に取り入れるのも良いでしょう。

また、短い木材を大量に組み合わせる必要があるため、一般的なフローリングよりも施工に手間がかかります。その分工期と費用が増加するため注意が必要です。

ヘリンボーン床でおしゃれな家づくりを

今回は、ヘリンボーン床とはどんなものか、メリット・デメリットについてご紹介しました。独特な表情を持つヘリンボーン床は、お部屋の印象を一気に垢抜けさせてくれます。他とは違う家づくりをしたい方は、ぜひ取り入れてみてください。

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