「ゼロエネ住宅」はどうして実現できる?設備面から知る省エネ設計

マイホームを「ゼロエネ住宅」にすることについて、検討されたことがおありでしょうか。「ゼロエネ住宅」を実現するためにはどんな設備が必要で、どれほどのコスト削減効果ができるのでしょうか。ここでは、「ゼロエネ住宅」とは何か、ゼロエネ住宅の設備面から知る省エネ設計について、分かりやすく解説したいと思います。

ゼロエネ住宅を実現させる省エネ設計と設備

「ゼロエネ住宅」とは、家庭で消費するエネルギーを削減し、自宅で創ったエネルギーでまかなう住宅のことです。ゼロエネ住宅を実現するためには、断熱性能や気密性能に優れた住宅と、太陽光発電システムや太陽熱温水器などの創エネ設備を導入することができます。ヒートポンプを利用した冷暖房設備や、エコウィルなどの給湯設備、照明器具にもLEDや蛍光灯などがあります。これらを組み合わせることによって、ゼロエネルギー住宅を実現することができるのです。

実際のコスト削減効果についてまとめてください。

ゼロエネ住宅の設備を導入するには、200万円から400万円ほどのイニシャルコスト(導入費用)やランニングコスト(管理費用)が必要となりますが、長期的に見るとコストを削減することができます。太陽光発電システムでは、年間約14万円の光熱費を節約できますし、照明器具を蛍光灯やLEDを白熱灯と比較すると、光熱費を大きく削減できます。大きなエネルギーを消費する給湯機器ですが、エコキュートを導入すると年間約4万円、エコウィルで約1万5千円のコストを削減できます。

ゼロエネ住宅のことなら住宅のプロに相談しよう

ゼロエネ住宅を実現するためには、創エネ設備を導入すると同時に、住宅の断熱性能や通風・採光についても検討する必要があります。壁、床、勾配天井、換気システムなどの断熱性能を工夫することで、冷暖房の光熱費を大きく削減することができます。ゼロエネ住宅の設備を導入するためには、実際のコストを計算する必要がありますから、住宅のプロに相談してみることをおすすめします。省エネな住宅プランから創エネ設備まで、ゼロエネ住宅についていろいろと話を聞いてみましょう。

まとめ

ゼロエネ住宅を実現するには、省エネ設計の設備の導入を検討することができます。初期費用は必要になりますが、長期的に見るとコストの削減につながります。ゼロエネ住宅を実現して、心地よく生活できる心地よい環境を整えましょう。

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