BLOG一覧へ戻る
住むコトブログHOUSE BLOG
幅員が小さいと起こる問題。「すれ違えない家」にしないための最低寸法
マイホームの通路の幅員が小さすぎると、すれ違うのも難しい家になるって考えたことがありますか。この通路の幅員は意外と大切で、生活のしやすさに大きく影響してきます。ここでは、幅員が小さくてすれ違えない家にしないための最低寸法について、分かりやすく解説したいと思います。
幅員の最低寸法ってどのくらい?
一般的に、人がすれ違うのに最低限必要な幅員は、78センチだと言われています。基本的に、この寸法が確保できないプランであれば、提案としてレベルが低いと考えてよいでしょう。十分なスペースがある大きな家や、予算に余裕がある場合には、1メートルくらいの幅員がとれると使い勝手がよくなります。また、家族の人数が多い家庭や、体格の大きい家族がいる家庭でも、90~104センチくらいのゆったりした幅員をとれると心地よく過ごせるでしょう。
車いすでも通れる幅員の寸法を考えよう
通路の幅員を考える際には、身体障害者や高齢者などのバリアフリーを考えることも大切です。高齢者等配慮対策等級では、車いすでも通れる幅員にすることが規定されています。玄関やトイレ、浴室などを車いすが通ることを考えると、有効幅が85センチ以上の幅員が望ましいと言われています。2020年には日本の総人口の4分の1が65歳以上になりますから、将来の加齢に対応した幅員やバリアフリーが必要なのです。
通路の幅員のことなら住宅の専門家に相談してみよう
マイホームを設計する際には、幅員の寸法について尋ねてみるようにしましょう。通路の寸法だけではなく、置く予定の家具のことも計算して、ちょうど良い空間をつくることがポイントです。一人だけが通る場所では狭いスペースでも大丈夫ですし、大人2人がすれ違う通路では120cmが必要となります。通路の幅員については専門的な知識が必要ですから、住宅の専門家に相談してみることができます。通路の幅員のことなら、セミオーダー住宅のプロ・リガードに気軽にご相談ください。
まとめ
マイホームの通路の幅員によって、家族とのコミュニケーションや生活の快適さも大きく変わってきます。家族の人数や体格、予算に合わせた幅員を設計して、気持ちよく過ごせるマイホームづくりを実現しましょう。