京都の京町屋は暑い夏を乗り越える! その理由に迫ります。

京町屋は涼しくする機能に優れている

京町家とは、京都の伝統的な住まいで、柱や梁などの軸組で支える工法で建てられた、間口が狭く奥に長い日本家屋のことです。外側には、瓦屋根、表格子、虫籠窓(むしこまど)、土壁などが、内部の和室の間取りには、通り庭、続き間、坪庭などがあるのが特徴です。京町家は、暑い夏でも乗り越えられる、家を涼しくする機能に優れています。ここでは、京町屋の家を涼しくする理由について、分かりやすく解説したいと思います。

京町屋が涼しい理由は造りにあった

京町屋の家の造りには、熱を居住空間に入れないための工夫が多くなされています。京都風家の敷地は、ウナギの寝床とも言われ、間口が狭く奥に細長くなっているので、直射日光や輻射熱を遮ることができます。細長い敷地の奥には、通風や採光のために坪庭が作られており、奥の坪庭と表通りを結ぶ通り庭が風の通り道になって涼しく感じられます。通り庭の上部には火袋と呼ばれる吹き抜けがあり、部屋や調理の熱気を外に逃がすことができます。表格子と呼ばれる格子戸や虫籠窓(むしこまど)も、通風をよくして光を取り入れる役目を果たします。

京町屋の間取りのことなら専門家に相談してみよう

暑い夏でも涼しく快適に過ごせる家を実現するために、京都風の間取りを参考にしてみてはいかがでしょうか。京町家の多くが伝統的な造りを保ったまま現存していますし、京都の町家カフェには、夏場でも窓を開放して営業しているところも多く、自然の風の心地良さや、独特のしっとりした空気の中で、のんびりくつろぐことができます。京町屋の間取りには専門的な知識も必要ですから、住宅の専門家に相談してみることができます。京町屋の家のことなら、セミオーダー住宅のプロ・リガードに気軽にご相談ください。

まとめ

京都の京町屋は暑い夏を乗り越えるための、家を涼しくする機能がとても優れています。京都風の日本家屋を参考にして、快適で心地よく暮らせる家を実現しましょう。

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