シロアリ等による住宅劣化は予防できる 住宅劣化を設計段階で防ごう!

住宅のあらゆる部分が劣化していく!

住宅の構造や内装は、あらゆる部分が違うスピードで劣化していくってご存知でしょうか。

住宅に使われている材料は、時間の経過と共に水分や湿気、大気中の汚染物質などの影響を受けて、柱が腐ったり、錆びたり、シロアリ被害を受けたりして劣化していきます。

築10年程度まで何も手入れをしていないと、木部や鉄部の劣化が表面的に分かるだけでなく、内部まで腐食するようになります。

その結果、住宅をそのまま継続して使用することが困難になって、修繕や建替えが必要になってしまうのです。

住宅劣化を防ぐための劣化対策等級って?

材料の劣化を軽減させるために事前にできる対策として、劣化対策等級があります。

劣化対策等級とは、住宅劣化を防ぐための対策がどの程度講じられているかを評価する基準のことです。

木造の住宅は腐朽菌によって腐ったり、シロアリに食べられたりして劣化しますし、鉄骨造りの住宅は、水や大気中の汚染物質(二酸化硫黄など)で錆びて劣化してしまうため、劣化対策等級で評価することができます。

鉄筋コンクリートの住宅も、中性化してしまうと錆びるので、錆による劣化を評価します。

これらに対する包括的な対策を行うためのチェックリストとして、劣化対策等級を活用することが出来ます。

詳しい内容は明日投稿の記事で紹介していますから、チェックしておくとよいでしょう。

住宅劣化の予防なら専門家に相談しよう

新築で家を建てる際には、面倒な改修工事がなるべく必要ない住宅を建てるようにしましょう。

築10年目になると、屋根や外壁、床下など、大切な構造部分の点検やメンテナンスが必要になります。

メンテナンスのタイミングを逃してしまうと、後になって多額の補修費用が掛かったり、家の価値が下がったりしますから、効率的に長持ちできる住宅を建てるのがポイントでしょう。

住宅劣化の予防には専門的な知識も必要ですから、セミオーダー住宅のプロ・リガードに気軽にご相談ください。

まとめ

住宅の構造や内装のあらゆる部分が、年数の経過と共に違うスピードで劣化していきます。

鉄筋の錆やシロアリ等による住宅劣化を予防して、快適に暮らせる住まいづくりを実現しましょう。

参考記事

住宅の劣化対策等級3を獲得するためのガイド 木造、鉄骨造、RC造に対応!(準備中)