家族団らんの中心 リビングに求められる要素とは?

これからの時代、リビングはますます大事な空間になる

家づくりにおいて「リビング」は用途の絞り込めない空間であるがゆえに、設計者の腕が問われます。施主様のご一家がどんな風に時間を過ごすのか、具体的なイメージが結べない限りはよい設計をすることが出来ません。

仕事や休日の行楽で外出先から帰ってきて、荷物を下ろし、着衣を楽にして、ゆっくり寛ぐ空間であるリビング。そこでどんな時間を過ごすご一家なのかを、まず最初にお訊きしてから空間設計をしていく必要があります。

リビングのデザインに必要な要素

リビングの主な目的な2つあります。

  • 家族団らんのための空間
  • 来客をもてなすための空間(接客空間)

このように家の部屋の中でも重要な役割を担うリビングでは、誰もが好む空間づくりが必要になります。

家族団らんや来客用の空間としてリビングに必要な要素

家族団らんを楽しむリビングでは、家族みんなが落ち着いた雰囲気で過ごせる空間にしたいものですね。

理想のリビングとはどのようなものでしょうか。

リビングのレイアウトを考える上で、重要な家具がソファです。

ソファの置き位置をどうするかで、リビングの印象は変わります。

代表的なレイアウトがL型、対面型、コ型の3パターンです。

L型レイアウト

ソファをL字型に配置したもので、空間を有効活用することができます。

また、会話をする際にも斜めに見ながらできるため、くつろぎながら過ごすことができます。

対面型レイアウト

テーブルを挟んでソファを向かい合わせにするスタイルです。

壁側に寄せれば部屋を広く使うことができるというメリットがあります。

しかし、部屋の中央にレイアウトする場合はL字型よりも場所を取ってしまいます。

コ型レイアウト

テーブルの3辺を囲むような形でソファを配置するレイアウトで、L型と対面型の両方をくっつけたようなスタイルです。

広いスペースが必要になりますが、斜めに座って会話することも、向かい合って座って会話することも可能なので、気分次第で座り位置を選べるというメリットもあります。

また、大家族の場合でも家族みんながソファに座ってくつろげるので、2世帯住宅で用いられるケースが多いです。

ご近所や空き巣対策など外との関係でリビングに必要な要素

居心地の良いリビング空間を作れても、空き巣に入られてしまったり、ご近所から音がうるさいと苦情があるようなリビングでは良いリビングとは言えませんよね。

防犯対策、防音対策もリビングの大切な要素です。

開口部の防犯対策

日本では、リビングは日当たりの良い1階に設けるケースが多いです。

リビングには大きな窓があり、空き巣の侵入経路にもされやすいです。

また、共働きの家庭も増えており、日中家に誰もいない家庭も多いでしょう。

何も防犯対策をしていなければ、空き巣の狙いやすい家になってしまいます。

大きな窓には、防犯ガラスの設置や、通気、換気を妨げない可動式の網目状シャッターを設置して、泥棒の狙いにくい家になるよう対策をしっかりとしましょう。

ちなみに、窓の防犯対策として面格子を使用している家は多いですが、設置方法によってはドライバー1つで簡単に取り外されてしまう場合があります。

面格子をつけているからと、窓を開けたまま出かけてしまい、被害に合うケースもあるので注意が必要です。

防音対策

防音対策とは、外の音が家に入りにくくする対策、家の中の音が外に漏れにくくするという2つの側面があります。

特に、小さなお子様がいらっしゃる家庭では、住宅密集地に住んでいると近所の方の生活音が気になってしまったり、自分たちの生活音が迷惑になってしまっていないか気になってしまったりする場合が多いです。

窓の防犯対策では、防音ガラスの設置、二重サッシにする、遮音カーテンを設置するなどがあります。

壁の対策では防音下地材を設置する、換気口を防音効果のあるものにするなどがあります。

防音対策だけでなく、断熱や結露対策にもなる二重サッシなどの方法が良いでしょう。

こだわりのリビングを作りたいならリガードまで

リビングは、家族みんなで過ごしたり、来客をもてなしたり、住宅の中でも重要なスペースです。

そのため、リビングのデザインや機能に関するご希望をお持ちの方は多いでしょう。

リガードなら、細かな要望までしっかりとご相談させていただきます。

注文住宅のことならリガードにぜひ一度ご相談ください。

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