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バリアフリー住宅は、子供やペットにも優しい家になる。

住宅のバリアフリー化は子育てやペットとの暮らしにも役に立つ!?

バリアフリー住宅と言うと、「高齢者の介護のため」、「体に障害がある人のための家」と言うイメージが強いですよね。
しかし、何十年も今後住むことになる家、現在家族に高齢の方や障がいを持っている方がいなくても、将来の備えとしてバリアフリー設備を整えておくと言うことは、将来の大きな備えになるでしょう。

そうは言っても、今必要がないバリアフリー設備を整えてももったいないと感じる方もいるでしょう。
しかし、バリアフリー設備は意外にも子育てやペットとの暮らしにも役に立つ場合があります。

バリアフリー住宅ってどんな家?

バリアフリー住宅とは、高齢者や身体に障がいのある方でも、できるだけ自立した生活ができるように、住みやすいように配慮された住宅のことです。
家の中の段差が少なかったり、スロープや手すりが付いているなどの設備面の他、気温差によるヒートショックを予防するために家の温度差を少なくしたり、お風呂やトイレを広めに取ったり、介助が必要な方の居室をトイレやお風呂の近くにするなど、間取りの工夫も見られます。

バリアフリー住宅とは、高齢者や障害者のためだけのものではなく、みんなが暮らしやすい家のことを指すのです。

子育てに活かせるバリアフリーの家

広いスペースのお風呂

子供が小さい頃は、親とお風呂に一緒に入ったり、脱衣所で着替えを手伝ったりするかと思います。
脱衣所は間取りの都合上あまり広く取らない場合も多いですが、バリアフリーを考えると、車椅子のまま入れたり、介助者と一緒に入ったりすることを考えて広めに取られています。
脱衣所が広いと、子供の服を脱ぎ着させたり体を拭いたりするのにも便利ですよね。
また、朝の忙しい時間帯、学校に行く子供、会社に行く親の準備で脱衣所にある洗面所は混雑しがちですが、広めのスペースがあることで混雑の緩和にもつながります。

滑りにくい床材

バリアフリー住宅では、フローリングの床で滑って転倒しないように床材を滑りにくいものを使用する場合が多いです。小さなお子様がいる場合にも、部屋の中で遊んでいて転んでしまう危険性がありますよね。
滑りにくい床は、足腰の弱った高齢者だけでなく、小さなお子様にも優しい素材だと言えるでしょう。

新築(注文住宅)でペットを飼うとき、バリアフリーが役に立つ

滑りにくい床材

滑りにくい床材は、足腰の弱い人にもお子様にも優しく、さらにはペットにも優しいです。
ツルツルしたフローリングは、ワンちゃんや猫ちゃんの足には負担になりやすい素材で、カーペットを敷いて対策をしている人も多いですよね。

寒暖差の少ない家はペットのお留守番も安心

夏の暑い日や冬の寒い日、お留守番のペットが心配ですよね。ペットのために冷暖房をつけて出かける方も多いですが、電気代もかなりかかってしまいます。
温度差による体調不良、ヒートショックを防ぐために、バリアフリー住宅では住宅を高気密・高断熱化して家中の温度が一定に保たれるようにしています。
機密性が高いので、冷暖房効率も良く、お留守番のペットのために空調管理をしていても電気代を抑えることができます。
また、家中が快適な気温で保たれているので、ペットがもし冷暖房の行き届いていない部屋に移動してしまったとしても、温度差の影響をあまり受けずにすみます。

「バリアフリーの家」を、いまの家族と将来のために。

今、身体が不自由なご家族が身近にいないご家族でも、将来のためにある程度バリアフリーの機能を備えておくことは、将来の安心にもつながるとても大切なことです。
住宅のバリアフリー化は、将来のためはもちろん、今現在の暮らしにも役立つ機能がたくさんあります。
将来のために、今から便利なバリアフリー機能を備えた家を検討してみてはいかがでしょうか?

著者プロフィール

maitoran(堀江麻衣)
ライター 堀江麻衣さん近影

不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
2匹の犬と暮らして溺愛中。

・「車椅子ライターmaiのひとこと」一覧はこちら。

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