春眠暁を覚えず。睡眠の質を改善するために「寝室環境」を考える

どうして「春眠暁を覚えず」なのかを科学的に考察する

春になるとなんだか眠いと感じる方はたくさんいらっしゃいます。
夜しっかり寝たつもりなのに昼間に眠くなってしまったり、朝起きるのが辛くて二度寝してしまったり・・・

酷い場合は仕事に支障が出てしまう場合もあるので、少しでも改善を図りたいものですよね。

そのためにはまずはなぜ春は眠くなるのか原因を知る必要があります。

実は睡眠の質は季節によって変わります。
夏場は暑くて寝苦しかったり、秋は涼しくなってきて寝やすい季節になったり、冬は冷えにより夜中に目が覚めてしまったり・・・

そして春は気温や湿度が人間にとって過ごしやすく、眠気を誘う気候になります。
さらに花粉症の方の場合は鼻づまりで息苦しくて眠りが浅くなってしまうという方も多いでしょう。
このような気候的な要因のほか、入学や入社などの環境変化のストレスや、イベントで忙しくて睡眠時間が足りないなど様々な外的要素が重なって春は昼間眠くなりやすいと言われています。

今回は、この堪え難い春の眠気を少しでも和らげられるような、睡眠の質を上げる寝室環境についてご紹介します。

春は科学的に眠くなる季節。春に差し掛かる前に「環境」を見直す

春に眠くなってしまう現象には科学的根拠があるため、気合だけではどうしても乗り切れるものではありません。
春の眠気を少しでも和らげるためには、睡眠環境を見直すことが大切になります。

睡眠環境、つまり寝る場所である寝室環境をよくすることで、睡眠の質が上がり、自然と活動する時間帯もストレスレスに動けるものです。

その寝室環境をよくする際に必要な要素は温度、湿度、音、光など基本的なものです。

一見当たり前に見えるこれらの要素も、普段から精査している人は少ないでしょう。

加湿器やエアコンなどを利用して快適な温度や湿度を保ち、外の音が気になる環境の場合は遮音カーテンなどを利用して気になる音を遮るようにします。
寝るときには光は大敵になりますが、朝日はすっきりした目覚めに必要なので遮光カーテンよりも通常のカーテンの方が目覚めに適しています。

しかし、外の目線が気になる場合や不規則な仕事で遮光カーテンが必要な場合は光目覚まし等を利用すれば朝日の代わりにすっきりした目覚めを提供してくれることでしょう。

一度ご自身の寝室が、睡眠のための基本的な環境が整っているか見直してみると課題が見えてくるかもしれません。

快眠できる空間を整えて、「住みよい」暮らしを。

春の眠気は気合だけではどうしようもない部分もありますが、睡眠環境を整え、睡眠の質をよくすることで改善することができるのではないでしょうか?

より良い睡眠のための寝室はカーテンや光目覚ましなど後から補えるアイテムもありますが、防音性の高いサッシにしたり、高気密高断熱で快適な室温を保てる家にするなど家づくりの段階で対処をすれば、より快適性が増すでしょう。

リガードではライフスタイルに合わせたプランニングを行なっておりますので、お施主様のご要望に沿った寝室プランをご提供可能です。

睡眠の質を上げ、昼間の活動をより活発にしたい方はぜひお気軽にご相談ください。

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