外構工事は庭づくりの第一歩 最適な工事で庭の構造を決めよう

外構とは?

マイホームの購入の際、購入した土地(更地)に家を建てた直後は、家は塀や門、植木などが何もない、つまり更地の上に建物のみの無防備な状態で完成します。
そこから、防犯・プライバシー確保・利便性向上のために建物の周りを整備するのが「外構」で、外構とは門扉・門柱・塀・駐車場の施工や、生垣・花壇の施工、植樹、飛び石や砂利敷き、U字溝の配管や水勾配の決定などを含みます。

もし、新居の窓がお隣と向かい合わせになっていれば、お互いの生活が丸見えになってしまいます。そうなってしまうとお互い気を遣ってしまいますし、これから始まる近所付合いにも影響を与えかねません。
そんな不都合を防ぐためにも、引き渡しまでのタイミングで外構工事を終えておく必要があります。

外構工事とは?

上記の門扉・門柱・塀などを施工することを外構工事と言います。
外構工事を行う際には、外構工事専門の業者さんと打ち合わせをすることになります。ハウスメーカーや工務店によっては、住宅施工と一緒に外構工事を依頼できる場合もあります。
外構工事の打ち合わせのタイミングまでに、リビングやお風呂から庭の植木を楽しみたい、お子様が遊べる砂場を作りたい、ワンちゃんが走れるドッグランにしたい等、どんな庭を作りたいかイメージを固めておくことが大切です。

また、外構工事を引き渡し後に行うことを、住宅業界では俗に「外構残し」などと呼んでいます。塀や門がなく、外からの目隠しがない無防備な状態の家の中で暮らす時期が生まれてしまうので、外構残しは避けるようにしましょう。

外構と庭づくりの関係

外構は面積を取ります。また、空間の間仕切りにもなりますので、外構が庭の基本的な構造を決めてしまいます。そのため、庭づくりのイメージを持ってから、外構の打ち合わせに臨むのが良いでしょう。

また、植樹をする場合は、外構工事の際に一緒に行います。どのような木を植えたいかも、打ち合わせの際にリクエストしておくと良いでしょう。最初から具体的な樹種を決めなくても、食べられる果実のなる木、綺麗な花を咲かせる木など、アバウトなリクエストでもOKです。

外構業者と打ち合わせる際の注意

外構は従来、機能が第一と考えられていましたが、外観を妥協したくない、愛着の持てる庭がほしいと考えるお施主様は少なくないはずです。
外構を作る際は、業者とよく相談して、素敵な庭ができるようにしっかりと希望を伝えておきましょう。
また、業者を選ぶ際には、希望をしっかりと聞いてくれて、質問にもしっかりと答えてくれる、そしてお施主様の視点に立ってアドバイスをしてくれる業者を選ぶようにしましょう。