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庭に芝生を植える時の注意点と、グランドカバーについて
新築の庭に芝生を植えたい!
欧米の郊外の一軒家のように、庭に芝生を植えてお子さんと遊んだり、ペットと遊んだりすることに憧れている方は多いでしょう。芝の緑は美しく、庭を眺めるにも庭で遊ぶにもより楽しい気分にさせてくれるでしょう。
新築の家を建てるのなら、憧れの芝生の庭をぜひ実現したいものですね。
しかし、一口に芝生といっても、人工芝か天然芝かという大きな括りがありますし、天然芝の中にも、日本芝、高麗芝などといった品種があります。
芝を敷く土地の日照や水はけ、お手入れの頻度などを勘案して、お施主様の庭に向いている品種を選ぶことが、長く芝生の庭を味わうために大切なことになります。
人工芝と天然芝の違い
本来芝生というと天然芝のことを指しますが、天然芝は手入れが大変です。年に数回の芝刈りや、雑草が生えてきたら草むしり、またいつまでも青々とした芝を保つためには肥料をやることも大切です。
このように、天然芝は美しいですがそれを保つのには相応の手間がかかるため、忙しく庭の手入れに時間が取れない方の場合、メンテナンスがネックになってしまいます。
一方、人工芝は芝生に似せて作られた人工物です。人工物なので、天然芝のように芝刈りをしたり、草むしりをしたりといったメンテナンスは必要ありません。しかし、段々芝が寝てしまうので、数年に一度細かい石を巻くなどして芝を立てます。
天然芝の種類
日本芝
日本の高温多湿の夏にも対応できる、日本の風土に適した芝です。主に関東以西で植えられていたり自生したりしています。冬場は葉が枯れて藁のような色合いになりますが、春になるとまた葉が生えてきて綺麗なグリーンになります。
高麗芝
高麗芝は日本芝の一種で、一般家庭の庭でもっともよく植えられている芝です。葉幅が細いので、しっかりと刈り込みを行うことで芝を密に育てることができるのが特徴です。
西洋芝
寒さに強いので、日本では主に関東以北で見られます。踏圧に強く、冬でも青々としているので、スタジアムなどでも使用されています。
芝生以外のグランドカバーも視野に
芝生の他にも、様々な匍匐性(ほふくせい)植物があります。地面を這って成長するほふくせい植物なら、芝生以外でも庭のグランドカバーとして植えることが可能です。手入れがあまり必要のないものや、踏圧に強いもの、花を咲かせるものなど、好みにあったグランドカバーを選ぶようにしましょう。詳しくは以下の記事で紹介しています。
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