吹き抜けの「届かない天井」と掃除のはなし

吹き抜けのある暮らし

明るくて開放感のあると言うイメージの吹き抜け。
天井近くの窓からは爽やかな風と心地よい光がリビングを照らし、自然の風と光に包まれてお茶を飲んだり読書をしたり、思い思いの午後のひと時を過ごす・・・

そんな暮らしに憧れて、マイホームには吹き抜けを取り入れたいと考える方も多いでしょう。

実際に吹き抜けは天井が高い分開放的ですし、取り入れられる光も多く明るさも確保できます。
都内で周りが家に囲まれて光が遮られがちになる、といった土地には有効な採光手段にもなりえます。

しかし、そんな憧れの吹き抜けも、天井が高い分、掃除はちょっと工夫が必要です。
実際、吹き抜けを諦めると言う方の中には、「掃除が大変そう」を理由に挙げる方もいらっしゃいます。

今回は吹き抜けの「届かない天井」の掃除のコツについて詳しく見ていきましょう。

吹き抜けの天井は届かない?

結論から申し上げると、吹き抜けはご自身で掃除することができます。

しかし、もちろん通常のお掃除道具で届く場所ではありません。
柄の長い、高い場所を掃除する、専用の道具を使用します。

長い柄の先にモップやガラスワイパーなどが取り付けられていて、床に足をつけたまま高い吹き抜けを掃除することができます。

脚立よりも安全に作業ができますし、専門業者を呼ぶよりもコストが抑えられるので吹き抜け用お掃除グッズを持っておくと便利です。

床からの作業になるため、掃除していると埃が下に落ちてくる場合がありますので注意をしましょう。
また、専用道具を買わずとも、掃除機に取り付けられるアタッチメントを使用して掃除機で汚れを吸い取れるものもあるようなので、落ちてくる埃が気になる場合はそのようなものを取り入れても良いでしょう。

施工前に知るべき「吹き抜けの注意点」

開放感のある吹き抜けですが、このような大空間の施工をする場合は、より住宅性能が大切になってきます。
空間が広い分冷暖房効率が下がるため、気密性が低いと夏暑く冬は寒い家になってしまいます。
しかし、高気密高断熱の家なら家の中の温度差は少なくなりますので、吹き抜けがあっても夏も冬も快適に過ごすことができるのです。

吹き抜けリビングの住宅に断熱性・気密性が必要な理由 – 東京都の注文住宅ならリガードへ

リガードでは、「2030年基準を満たす家づくり」を掲げ、気密性、断熱性を測る数値であるQ値C値に厳しい基準を設け、家づくりを行なっております。

高気密・高断熱の家は快適に過ごせるだけでなく、毎月の冷暖房費の節約や、家族の健康にも繋がってきます。

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