新築のための無垢テーブル選び 塗装方法や生産国による違いは?

直に触れるテーブルだからこそ、素材にはこだわりたい

テーブルはチェストやテレビ台と違い、毎日触れる家具です。特に、食事をする時には必ずダイニングテーブルに手が触れますよね。毎日触れるものだからこそ、テーブルの素材は見た目だけでなく肌触りにもこだわりたいものですね。肌触りの良い素材で選ぶなら、無垢テーブルはオススメです。

無垢テーブルとは?

無垢テーブルとは、無垢素材を使用して作られたテーブルのことです。無垢材とは、木を切って削って成形してそのまま使用する素材です。突き板とは、ベニヤなどの板材に薄い木のシートを貼り付けた素材で、家具の素材は基本的に無垢か突き板のどちらかになります。
天然の木をそのまま使用している無垢材は、重厚感があり、経年変化で味が出てくるのが特徴です。

・ダイニングテーブルは無垢がいい? 材質・サイズ・高さの選び方

無垢テーブルの塗装による違い

無垢テーブルは表面の塗装によって質感や使用感が異なってきます。主な塗装は以下のウレタン塗装、オイル仕上げ、ラッカー仕上げです。

ウレタン塗装

木の表面にウレタン樹脂を塗りこみ、硬い膜を作るので傷に強くなります。汚れやシミに強くなりますが、費用が高めであることと、無垢の肌触りをコーティングしてしまうというデメリットがあります。

オイル仕上げ

表面にオイルを塗って仕上げますが、オイルは木に染み込むのでウレタン塗装のように表面に残りません。そのため、木本来の味わいを楽しむことができます。化学物質を含まないので、自然派の方にオススメですが、木の表面がそのままなので傷や汚れがつきやすく、数年に一度オイルを塗る必要があります。

ラッカー仕上げ

古くからある塗装方法で、ラッカーという速乾性の塗料を吹き付けて仕上げます。
表面はしっかりコーティングされますが、ウレタン塗装よりも薄いので、オイル仕上げのような自然な見た目に仕上げることができます。ただし、熱や水に弱いという弱点があります。

ダイニングテーブルの素材、北欧とアメリカで違いは?

テーブルの中でも家の主役となるのがダイニングテーブルです。そのダイニングテーブルの輸入先として代表的なのが北欧とアメリカです。それぞれの特徴は以下の通りです。

北欧のダイニングテーブル

ネジをあまり使用せず、丸みを帯びたデザインが多いです。オイル仕上げのものが多く、素材はチーク材やブナ材などがよく使用されています。

アメリカンダイニングテーブル

北欧家具よりもネジは多く、曲線は少ないのが特徴です。仕上げはウレタン塗装かラッカー仕上げが多く、素材はウォールナット材が主流です。

無垢テーブルを囲むインテリアなら、リガードまで

一口に無垢のテーブルと言っても、仕上げの塗装や素材、生産国によりデザインや質感が大きく異なります。リガードでは施主支給も行なっております。「この家具に合わせたインテリアにしたい」というご要望も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。