ウォールナットにおける、突板/無垢材の経年変化と性質の違い

ウォールナットインテリアの魅力

ダークな色合いが高級感を漂わせる、ウォールナット材。
ウォールナットのダイニングテーブルやフローリングをインテリアに取り入れると、ダークな色がグッとインテリアを引き締めてくれます。
ダイニングテーブルにウォールナットの無垢材を取り入れれば、側面にウォールナットの独特の美しい木目が現れます。世界に一つしかない美しい木目を楽しめるのは、無垢材ならではの楽しみ方です。
フローリングにウォールナットを取り入れれば、ダークな色合いと美しい木目で、足元からインテリアを数ランクアップさせてくれるよな、不思議な魅力があります。
インテリアにウォールナットを取り入れることで、上質で高級感あふれる空間を作ることができるのです。

ウォールナットの無垢材の特徴

ダークな色合いが高級感を漂わせる、ウォールナットの無垢材。
木目も非常に美しく、シックなインテリアに合わせたら右に出る木材はありません。
また、ウォールナットは経年変化により青みを帯びた濃いこげ茶色から青みが抜けた明るい茶色へと変化していきます。経年変化を楽しむと言うのも、無垢材ならではの醍醐味ですよね。
さらに、無垢材は合板ではないので加工の自由度が高く、突き板では出すことのできない自然な曲線を出すことができます。

綺麗に経年変化(エイジング)させるためのコツ

無垢材の素材そのままを味わいたい方は、オイル仕上げがオススメです。しかし、オイル仕上げの場合、輪ジミができやすいため、コップなどの食器の結露には十分注意をする必要があります。コースターを置いたり、ランチョンマットを敷くなどして食器の水分がテーブルに染みないよう対策すると良いでしょう。また、お子さんがいらっしゃる場合は、お子さんの食べこぼしなどにも注意が必要です。

無垢材のテーブルの上にクロスを部分的にかけたり、物を乗せっぱなしにしたりすると、その部分だけ経年変化の度合いが変化してしまい、境界が目立ってしまいます。長い時間同じ場所に物を置かないように注意をしましょう。

ウォールナットの突板(化粧合板)家具との比較

突板家具は価格面の有利さや加工のしやすさ、持ち運びのしやすさから、イームズやアアルトと言った有名デザイナーも好んで使用しています。
1本のウォールナット材から作れる量は、無垢材よりも多くなるので価格も安く、無垢材に比べて手軽にインテリアに取り入れることができます。また、経年変化が無垢材に比べて穏やかなので、色味の変化まで計算してインテリアを考える必要がなく、周りに合わせやすいです。無垢材に比べて軽いので、持ち運びがしやすく模様替えをしやすいのもメリットですね。
さらに、加工材なのでソリや割れが生じにくく、お手入れが楽です。

経年変化や自然の味わいを楽しみたい方は無垢材がオススメですが、突板には突板のメリットがあるので、お施主様の希望に合わせてどちらかを選ぶことが大切です。

家具の資金計画のことなら施工者に相談しよう

ウォールナットの無垢材は高級な素材のため、家全体に使用するとどうしても予算が上がってしまいます。
「どうしても無垢材」というこだわりがあるならば、それに合わせて家づくり全体の予算を検討していくことが、無理なくこだわりの素材を使用した家づくりをするために大切なことになります。
リガードでは初めて家を建てる方でも家づくりの資金計画がわかる、「家づくり資金計画相談」を随時開催しております。賢くこだわりの家を建てたいとお考えの方は、ぜひご検討ください。