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鉄骨造住宅の倒壊につながる 錆びのメカニズムと防錆措置のポイント

鉄骨の錆によって住宅が倒壊した事例

日本では年間を通じて湿度が高く、阪神・淡路大震災で倒壊した住宅の多くは、錆による鉄骨の強度劣化が原因と言われています。

錆びるとは、どういうことでしょうか?

サビとは腐食のことで、鉄が全面腐食して生じた腐食生成物のことです。

鉄が空気や水に触れるとイオンが大気または水溶液に溶け出し、残された電子が腐食電流として流れてサビが進行するのです。

サビにとっては水と酸素が厄介で、酸性では腐食しやすく、高アルカリ性の下では腐食の速度は遅くなるなど、水の液性によって腐食量は異なっています。

鉄骨を錆びさせるのはこんな環境!

サビが発生する要因は水と酸素で、湿気が60%以上になると鉄表面が水で覆われてサビが発生しやすくなります。

梅雨の時期や冬の期間は湿度が高いので、特に注意が必要です。

また、電気伝導度(電気の通りやすさ)によってもサビやすさが異なり、電気伝導度が高いほど腐食しやすくなります。

鉄のサビ色には、黄色・茶色・茶褐色・黒色などがあり、軽量鉄骨造や重量鉄骨造など厚さや結晶の大きさによって違います。

環境に塩化物が含まれていると、金属の不動態皮膜が破壊される塩害によりサビが生じることもあります。

防錆措置のことなら専門家に相談しよう

鉄骨造住宅の場合、錆止め(さびどめ)ペイントなど鉄筋に錆対策が講じられていることは、

長期優良住宅の基準でもある「劣化対策等級3」と評価されるために必要です。

なお、RC造の住宅はアルカリ性のコンクリートが防錆の役割を果たすため、一般的には防錆措置をしません。

ペイントなど防錆措置には専門的な知識も必要ですから、住宅の専門家に相談することができます。

鉄骨のサビのことなら、セミオーダー住宅のプロ・リガードに気軽にご相談ください。

まとめ

鉄骨のサビは住宅の倒壊にもつながることがあります。

錆びのメカニズムと防錆措置のポイントを抑えて、安心して暮らせる住まいづくりを実現しましょう。

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