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隅柱を通し柱にすると耐震性アップ? 在来工法の「慣習」について

通し柱とは?

住宅の仕様書などを見ていると、「通し柱」という語句を目にすることがあります。最近ではむしろ「通し柱なし」という記載によってその言葉を知ることもありますが、「通し柱ってなんだろう? 通し柱なしと記載されているけど、『なし』で大丈夫なの?」と疑問に思ったことはありませんか?
通し柱とは、木造の2階以上の建物において、土台から軒まで継ぎ目なく一本の木材で通した柱です。一般的に、在来工法でよく取り入れられており、耐震性や耐久性を高めると言われてきました。

隅柱とは?

隅柱とは、家の四隅に使う柱のことです。在来工法では隅柱を通し柱にします。

在来工法(木造軸組工法)と通し柱

通し柱のある家の割合が特に大きいのは、在来工法の家です。かつての在来工法の住宅施工においては、隅柱を通し柱にすることは、「常識」のように捉えられていましたが、耐震技術の開発と、耐震性に関する理解が進むにつれて、通し柱の必要性が見直されてきています。

建築基準法における通し柱の規定

建築基準法では、「二階以上の建築物の隅柱又はそれに準ずる柱は通し柱としなければならない。しかし、柱の接合部を通し柱と同等以上の耐力を有するように補強した場合は、通し柱としなくても良い。」とあります。
柱の接合部を通し柱と同等の耐力を有することで、通し柱にしなくても良いので、現在では在来工法の家でもホールダウン金物などで接合部を補強することで、通し柱のない家が法的にも認められています。

・ホールダウン金物の役割と、耐震性・気密性の相互関係

リガードの家づくりと通し柱

このような経緯から、リガードでは隅柱に通し柱を使っていません。現在の耐震設計においては、通し柱の有無よりも、きちんとした耐震設計(設計過程に構造計算を含む)がなされているかどうかが大切です。木造住宅(4号建築の場合)は構造計算は不要ですが、実際に大きな地震が来た時、家にどれくらいの負荷がかかるかを数値で見ることができるよう、「木造住宅でも構造計算をしている施工会社」を選ぶことが、万が一大地震が発生した時に家族や家を守るために大切になります。
リガードでは全ての住宅に構造計算を行っています。構造計算をしている施工会社をお探しなら、リガードにご相談ください。

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