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第3種換気のたとえ話 「室内を負圧に」ってどういう意味?

第3種換気でよく聞く「負圧」ってなに?

計画換気の方法のひとつ、「第3種換気」は、給気口から自然に空気を取り入れて、排気は換気扇で強制的に行う換気の方法です。

換気方法の種別については以下の記事をご覧ください。

・高気密・高断熱住宅を建てるなら計画換気を! 気密性の高い家に必須の24時間換気システム

第3種換気のメリットとして、給気は自然給気なので第1種換気に比べて電気代が安い、機械換気口が通常1箇所なのでメンテナンスをしやすいなどが挙げられます。

ところで、第3種換気について施工業者から説明をされるとき、「室内を負圧にして換気をするんです」と言われ、「負圧って何?」と思った経験はありませんか?

「負圧」はヤクルトの容器で再現できる!

「負圧って何?」と思われている方でも、負圧を実際に作って遊んだことのある方は少なくないはずです。

例えば、誰もが飲んだことのある人気飲料、「ヤクルト」。

飲み終わったヤクルトの容器の飲み口から空気を吸い込んで、中を「真空状態」にして遊んだことのある方は多いのではないでしょうか?(実際には真空ではなく、容器の中の空気の量が減った状態にすぎませんが)

このときの容器の状態が「負圧」です。

ヤクルトの容器は密閉されていて隙間がないので、空気を吸うと舌が引っ張られていたいですよね。

このように、空気が強制的に排出された空間には、「内側に向けて引っ張る力」が生じ、これを負圧と呼びます。

この力を換気に利用しているのが、第3種換気です。

先ほどのヤクルトの容器の底に穴を開けてみましょう。

飲み口から空気を吸い込んだとき、反対側の穴から空気が吸い込まれてくるようになります。

この仕組みを大きくしたものが、「第3種換気の部屋」ということなんです。

第3種換気のメリット

第3種換気の部屋では、給気口に給気フィルターを設置することで、吸気の清潔さを保ちます。

フィルターを繰り返し洗って使用することで、メンテナンスコストを抑えることができ、長く使うことができると言われています。

しかし、第3種換気では部屋の気密性によっては問題が生じてしまう場合も。

その点について詳しくは以下の記事で説明しています。

・正しい換気の為の気密性 C値が低いと生じるショートサーキットって?

また、より計画的に換気を行なえる第1種換気と比べるとどうなのでしょうか?

その点については、今後の記事で詳しく説明していきます。

・高気密住宅でこそ第1種換気 全熱交換システムでコストを抑えよう

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