新築住宅に門って必要? 門からアプローチまわりの設計について

門を作る「クローズ」作らない「オープン」それぞれの外構設計

住宅の外構は外を通る人からも見える場所にあるため、その家の顔とよく言われます。
その中でも特に門周りは、お客様を最初に迎え入れる場所でもあり、帰宅した家族が一番最初に通る場所でもあり、「家の顔」の中でも特に重要なパーツと言えそうです。

門を作るか作らないか、そのデザインはどうするか・・
選び方によって家全体のイメージもガラリと変わってしまいますし、機能性も変わってきてしまいます。
それだけ門の存在は家の外構にとって大きいものなのです。

門をどうするかを考える際には、機能性、住宅のデザインとの調和、さらには近隣住宅との調和まで考える必要があります。

門には主に以下のような選択肢があります。

洋風のデザイン

現代の家は洋風のデザインが多いので、門扉も自然と洋風のデザインのものが多いです。
タイルやレンガなど、洋風の建材を使用して明るくモダンな門周りを演出できます。

石やレンガは様々な形や大きさのものが輸入されているので、デザインは無限大。
植物との相性も抜群なので、門周りに寄せ植えを置いたり花を植えるスペースを作って置いても可愛いですね。

和風のデザイン

最近では和風の建築の家が減ってきているため、和風の門を設置する家も少なくなってきています。
しかし、伝統的な腕木門、冠木門、塀重門などの和風の門は、それだけで重厚で風格を感じさせます。

和風の門では門の側面に松などの木を植え、門の角を隠し奥行きを演出させます。

最近では樹脂やアルミ製の和風の門も登場しているので、耐久性やコストの面での懸念は少なくなりつつあります。

家を和風に仕上げるのなら、ぜひ取り入れたいものですよね。

オープンのデザイン

現在は門の形を取らず、玄関までフラットなつくりの家も増えてきています。
土地に限りのある都市部では土地を有効活用するという点でもメリットです。

門がない代わりに、ポストや表札、郵便受けが一体となった機能ポールを建てる場合が多いです。

開放的な印象を与えますが、開放的すぎて玄関周りが見えるのが気になる場合、シンボルツリー等で目隠しを作る方法があります。

門選びに迷ったらプロに相談を

門のデザイン次第で、家の見た目の印象だけでなく機能面、セキュリティ面までが変わってしまうほど、門選びは重要な要素です。
重要な部分はやはり、プロと相談をしながら決めて失敗のないようにしたいものですよね。
リガードでは建築家と話し合いをしながら家づくりを進めておりますので、ご希望やライフスタイルにフィットした家づくりが可能です。

家づくりの様々な知識が学べる勉強会を定期的に開催しておりますので、「家づくりはもう少し先かな」とお考えの方もまずはぜひ勉強会に参加してみてください。