勝手口って必要なの? 新築住宅に施工することのメリット

勝手口がある暮らし

アニメ「サザエさん」では勝手口が大活躍していますよね。
買い物から帰って勝手口からそのまま食品を台所へ置いたり、御用聞きのサブちゃんが勝手口から商品を届けたり注文をお伺いしたり・・・

このような勝手口の使い方は昭和の時代では一般的でした。ご実家やそのまたご実家で、このように勝手口を使用しているのを見たり、
あるいは使用していたと言う話を聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

勝手口と言うと「昔の家にあるもの」と言うイメージが先行してしまい、新築住宅を建てる際には、「勝手口って必要?」と疑問に思われるお施主様も結構いらっしゃいます。

現代でも勝手口は必要なのでしょうか?

新築に勝手口は必要ないの?

「勝手口は必要無い派」の方が挙げる意見はいくつかありますが、よく聞かれるのは防犯面です。
勝手口が玄関より外から見えにくい場所にある場合は、泥棒の侵入ルートにされやすいと言うデメリットになります。
また、勝手口を作ることで開口部が増えるため、家の気密性に影響を与えることを懸念される方もおります。

勝手口のメリットとして、光や風を取り入れやすいという意見がありますが、掃き出し窓で代用できるという意見もあります。

このように、現代の生活や住宅の性能を考えると必ずしも必要とは言えない勝手口ではありますが、勝手口があると便利な場合は今でも多くございます。

例えばゴミ出しです。キッチンで出た生ごみを玄関まで家の中を通って運ぶと、生ごみの匂いが気になります。
しかし、勝手口からさっと出せれば、生ごみを家の中を移動させずに済みます。

また、勝手口が玄関よりも駐車スペースに近い場所にあれば、買い物した商品を運び込むのに便利です。
ペットがいる家庭では、買った食品を玄関に運び込んでいる間にいたずらをされてしまうリスクがありますが、キッチンをペット不可スペースにして勝手口から運び込めばいたずらの心配もありません。

第2の玄関と考えると、他にも様々な利用方法があります。

一般論ではなく、ご自身のライフスタイルに合わせた家づくりを

勝手口が現在でも必要か、それとも不要かはそれぞれの家の間取りや暮らし方によって変わってきます。
時代や周りの意見ではなく、自分たちの暮らしを見つめてどうするのかを決めるようにしましょう。

リガードでは、お施主様の話をしっかりと聞き取り家づくりに反映させております。
ライフスタイルに合わせた家づくりはリガードの「建築家と建てる家」で叶えてみませんか?