間取りから学ぶ二世帯住宅3 共用キッチン+サブキッチンで団欒を

二世帯住宅のポイントは適度な同居感

不幸な二世帯同居をしないためには、それぞれの生活空間を上手に分離することが大切です。

とはいえ、親世帯は孫の顔を見たり、子世帯と交流を持つ事を望まれていることが多いです。

お互いが不満を持たないようにするためには、施工前に不可侵のルールを決めるのはもちろんですが、適度な「同居感」を持たせることも大切になります。

世代が違うと生活リズムが合わないのは当然なので、親世代・子世代の家事分担や交流の仕方など、二世帯同居のルールを決めておくと良いでしょう。

気持ちよく住むためのポイントは、キッチンと夕食スタイルにあります。

キッチンタイプで大きく変わる夕飯の取り方

同居感をもたらす一つの方法は、一緒に夕食を食べることです。

親世帯と小世帯では生活リズムが違っており、朝食はほとんどの世帯で別々に取られています。

夕食を一緒に食べるかどうかは、キッチンをどこに作るかによって大きく変わってくるようです。

共用キッチンと共用ダイニングを施工すると、二世帯一緒に夕食を食べることが自然と多くなります。

共用キッチンに加えてサブキッチンを各世帯に一つずつ作ると、独立性と同居性を両立することが出来ます。

二世帯住宅のキッチンならプロに相談しよう

どこを互いの不可侵の領域にするかだけでなく、どこを同居らしい時間・空間にするかも、併せて考えるようにしましょう。

夕食を食べるダイニングのように共用の空間と、親世帯しか入れない部屋・子世帯しか入れない空間を両方作ることで、丁度よい距離感を保つことができるでしょう。

まとめ

二世帯で気持ちよく暮らすためには、適度な同居感を持たせることが大切です。

夕食スタイルに合わせたキッチンを設計して、心地よく暮らせる二世帯住宅を実現しましょう。

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