2.5世帯住宅を建てて、義両親 + 義兄弟姉妹と同居する選択肢

2.5世帯住宅とは?

2.5世帯住宅とは、親世帯と子世帯、プラス「親世帯の単身の子ども」が一緒に暮らす、従来の二世帯住宅にもう一人単身者が増えた住まいのことを言います。
ご実家のリフォームをきっかけに、実家に暮らしていた親世帯単身の子供のところに子世帯の夫婦が越してきて2.5世帯の同居を始める方も多いですが、「2.5世帯住宅として新築を建てる」事例も増えています。
家族が増えることで、子育てや家事などの負担が軽くなるメリットの反面、義両親だけでなく、義兄弟姉妹とも同居となる2.5世帯では、心配事やストレスの種も2.5倍に膨らみがちです。
通常の二世帯住宅より、更に多くの注意を払いながら、お施主様ご一家の皆様のキャラクターや将来像も踏まえた上で、どの家族も不満を溜め込むことがないような住宅設計を進めていく必要があります。

2.5世帯住宅を建てる時は、建築資金と生活費拠出の話し合いをしておこう

まず建築資金として、頭金を誰がどれくらい出すのか、ローンは誰が組むのか、持ち分割合をどうするのかなどの住宅購入費用に関することから、光熱費など生活費の負担をどうするかまで、家を建てる前の段階で金銭面についてしっかりと話し合うことが大切です。

お施主様は数十年かけてローンを支払っていくことになりますから、金銭的負担のない同居家族がいると、負い目を感じてしまうことにもなりかねません。打ち合わせ段階から建築資金と生活費の拠出について、しっかりと話し合っておくことが大切です。

義兄弟姉妹が金銭的な負担をする方法は、大きく分けて3つあります。

  • 生活費を負担する(食費・光熱費 + 家賃)
  • 頭金を拠出する
  • 住宅ローンの一部の債務者になる

住み始めた後にお金のことで揉めないように、事前にしっかりと金銭的負担の割合、どう支払っていくかを話し合っておきましょう。

2.5世帯住宅 間取り設計のポイント

働き方の多様化、女性の社会進出の増加により、近年は晩婚化が進んでいます。結婚しないという選択肢も当たり前になってきました。その為、2.5世帯住宅に住まう独身の義兄弟姉妹がすぐに結婚して家を出る、というわけにはいかないケースも多いでしょう。義兄弟姉妹が結婚するまでの応急処置的な同居体制ではなく、長期的に同居してもお互いにストレスを溜めない「双方にとって居心地の良い空間」を設計することが大切です。

将来的に義兄弟姉妹が独立される可能性があるならば、子供部屋や書斎などに転用しやすいように、間取りを工夫しておくことも大切です。

家族でしっかり話し合った上でプランニングを依頼しよう

リガードでは、契約前・設計段階のヒアリングをしっかりと行なっておりますので、ご家族の中で「認識合わせが甘い」、「この人の意見をもっと聞くべきでは?」と感じるところがあれば、しっかりと手綱を握って家づくりを進めていきます。
また、家族全員がのびのびと過ごせる空間設計は設計者の腕の見せ所でもあります。住まう家族が増えるほど取り組みがいがあります。
リガードでは、アトリエ建築家と協働した家づくりを推し進めておりますので、空間設計のプロに設計を依頼することができます。2.5世帯住宅のように、家族が多いほどに注文住宅ならではのきめ細やかなプランがご家族全員の住みやすさに直結します。
家族全員が満足できる家づくりをご検討の方は、ぜひ一度ご相談にいらしてみてください。

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