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新居を建てる前に、「防火」と「耐火」の違いを整理しましょう

新居を建てる時に、「防火」や「耐火」の意味について整理しておく必要があります。「防火」と「耐火」は似たような表現ですが、意味には違いがあるようです。また、仕様規定制度から移行した性能規定制度とは何のことでしょうか。ここでは、新居を建てる前に整理したい、「防火」と「耐火」の違いについて、分かりやすく解説したいと思います。

「防火」と「耐火」の違いについて整理しておこう

「防火」とは、周辺の建築物から発生した火事の影響を防ぐための性能のことです。「耐火」とは、建築物自体の火事に対する燃えにくさのことです。それぞれの言葉の意味には違いがありますが、いずれも火事の延焼を防ぐことを目的としています。防火性は、火災による延焼の影響を防ぐために、外壁や屋根、軒裏などに規定されています。耐火性は、火災による燃焼に対して、壁や柱などが変形や溶解にどれだけ耐えられるかが規定されています。

仕様規定制度から移行した性能規定制度って何のこと?

以前は仕様規定制度により、耐火性と防火性が規定されていましたが、平成12年からは、性能規定制度が導入されることになりました。性能規定制度が導入されたことにより、技術的な工夫による低コスト化が可能となりました。性能規定制度により、難燃材料という表現で、難燃・準不燃・不燃の全てを表現できるようになったのです。とはいえ、準耐火構造には耐火構造も包含されるなどの改定があり、耐火建築物の主要構造部に耐火構造が要求される点には注意が必要です。

「防火」や「耐火」のことなら住まいのプロに相談しよう

火事による延焼の影響を受けにくい住宅を建てるためには、「防火」と「耐火」の意味について整理しておく必要があります。住宅の防火性能や耐火性能をしっかりと検討しておくことで、火災による影響を最大限に抑えることができるでしょう。とはいえ、性能規定制度を理解するには専門的な知識も必要ですから、住まいのプロに相談するのは良い方法です。

まとめ

「防火」や「耐火」の意味について整理することで、火災による延焼の影響を受けにくい住宅を建てることができます。性能規定制度も導入されて、基準や表現が変わっていますから、住宅を建てる際には十分確認して、火災に強い家づくりを心がけましょう。