どっちがいい?天然芝と人工芝を選ぶポイント

お庭を持ったら一度は憧れる「芝の庭」。ふかふかの緑のじゅうたんの上を走り回ったり、寝転んだり……家族みんなで心地よい外時間が過ごせそうですよね。庭に芝を敷くに当たって悩みの種となるのが「天然芝にするか人工芝にするか」です。そこで今回は、天然芝と人工芝それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

天然芝

天然芝とは、「芝草」と呼ばれる生の植物を使って作る芝生を指します。高温多湿の環境に強い日本芝か、寒さに強い西洋芝を使うのが一般的です。

天然芝のメリットは、四季を感じられること。春夏には青々と生い茂り、冬にかけて枯れたように茶色に変色します。季節によって景観が変わるので、ナチュラルな雰囲気を楽しめます。肌触りが良くフカフカなので、小さなお子様やペットを遊ばせるお庭には最適です。また人工芝に比べるとコストも安くなります。

しかし生きた植物なので、メンテナンスは欠かせません。定期的に雑草を処理したり、肥料を与えたりと、きれいな芝生を維持するためにはこまめにお世話する必要があります。

人工芝

人工芝は、芝部分となるパイルと基盤になるシートで構成される芝生です。ポリエチレンやウレタンなどの合成樹脂で、生の芝生に似せて作られています。表面のパイルは短いものから長いもの、3~4種類のカラーを混ぜているものなどバリエーションが豊富なので、好みの芝生を選べます。

人工芝のメリットは、天然芝と異なりお手入れの必要がないことです。パイルの大きさが一定なので見た目にバラつきがなく、一年中青々とした芝を楽しめます。また丈夫なので、お庭でゴルフを楽しみたい方にもぴったりです。

デメリットは、導入時のコストが天然芝よりも高いことです。比較的丈夫で長持ちしますが、10年ほど経つと経年劣化して変色したりパイルが傷んだりするため、交換が必要です。

好みの芝生で理想の庭づくりを

今回は、天然芝と人工芝それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介しました。お手入れは必要でもナチュラルな風合いと安価な導入費用が魅力の天然芝と、お手入れ要らずで長持ちする人工芝。それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的やライフスタイルに合った方を選びましょう。

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