秋から冬にかけてやっておきたいお庭の雑草対策

寒い冬は暖かい部屋でぬくぬく過ごしたいもの。「庭のお手入れもしばし休憩…」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、雑草の勢いが弱まる今だからこそできる対策もあるんです。そこで今回は、秋から冬にかけてやっておきたいお庭の雑草対策についてご紹介します。

雑草が種を落とす前に刈り取って処分

夏にはぐんぐん育っていた雑草たちも、秋になり気温が下がるにつれて枯れていきます。枯れる前に、子孫を残すため種を落とします。また来年生えてくると処理が大変なので、種が地面に落ちる前に静かに刈り取って処分しましょう。根本から刈り取らず、種を落とす上部だけで十分です。刈り取ったら種を落とさないように、そのままそっとビニール袋などに入れて捨てましょう。

スズメノカタビラなど冬雑草の対策

スズメノカタビラとは、庭や畑、道端など日本のさまざまな場所に自生する一年草の冬雑草です。秋から春にかけて発芽し、中には冬を越すものもあります。繁殖力が強くて駆除が難しい雑草で、気づくと庭を覆いつくしてしまうことも。大きく成長すると手で抜き取るのは困難ですが、冬の間は比較的抜きやすいです。ホームセンターなどで売っている草抜きニッパーを使うと、女性の力でも簡単に抜けます。今のうちに抜いておき、これ以上広がらないように対策しましょう。

春に発芽する雑草の対策

秋に落ちた雑草の種は、春になると次々と発芽します。芽を出す前に、種が発芽するのを抑える「土壌処理型除草剤」を散布しておきましょう。土の中の種や根に対して効果を発揮するため、春になっても雑草が生えません。既に生えた雑草に除草剤を散布したり刈り取ったりするよりも処理が楽なので、冬のうちにやっておくのがおすすめです。

冬の雑草対策ですっきりしたお庭に

今回は、秋から冬にかけてやっておきたいお庭の雑草対策についてご紹介しました。抜いても抜いても生えてくる煩わしい雑草。繁殖が弱まる冬は、根こそぎキレイにするチャンスです。今から雑草対策しておき、来年の春からはすっきりとしたお庭を楽しみましょう。

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