フレンチカントリーな家具・建材でシャビーシックなインテリアを作る方法

シャビーシックと相性が良い「フレンチカントリー」

フレンチカントリーとは、フランスの田園地帯(French country)における昔ながらの家具や建材を取り入れる家づくりのことをいいます。

昔ながらの家具や建材を取り入れているため、「使い古されて粋な」…を意味するシャビーシックインテリアとの相性がよいことで知られています。憧れている人も多い、フレンチカントリーを取り入れたインテリアの作り方を詳しく見て見ましょう。

フレンチカントリーの特徴・基本的な考え方

フレンチカントリーのインテリアのベースカラーは、ホワイトが基本です。インテリアのベースカラーとは、床や壁、天井など部屋の多くの面積を占める色のことです。大体部屋全体の70%をこのカラーが占めます。

メインカラーはホワイトの他、淡いピンクやイエロー、ブルー系を取り入れます。はっきりとした色合いよりも、ほんのり色づいている程度の優しい色合いが基本です。

また、プラスチックやアルミの製品は、昔の時代にはなく、天然のものではありません。カントリーインテリアでは、自然素材を活かしたコーディネートが基本になりますので、このような製品は使わないようにします。便宜上どうしても利用する場合は、収納で上手に見えないようにする工夫が大切です。

フレンチカントリーの床はアンティーク仕上げに

フローリングも部屋の印象を決める大事な要素の一つです。シャビーシックにこだわるなら、経年劣化した本物のアンティーク材をフローリングに使用する方法もあります。

しかし、節が抜けていたり隙間がバラバラだったりと、場合によっては素足では歩けない可能性があります。海外では室内でも土足が前提なので、素足で歩くことは想定されていないのです。

本物のアンティーク材は、新品には真似できない味わい深さがありますが、実際の暮らしやすさはやはり新品の方が良いでしょう。

そのため、新築の場合は長年使える新品のフローリングを導入し、経年劣化を待つ方が無難です。住んでいくうちに、床に年月が刻まれていくのも味わい深いですよね。

特にオススメなのは、オークやウィールナットの床材をR面取りしたものです。フローリングには、長方形の木材の「継ぎ目」があります。R面取りとは、通常は角張っている継ぎ目を円弧状に削ることで、これにより柔らかい印象を与えることができます。

また、足あたりもよく、素足でも快適にフローリングで過ごすことができます。柔らかい印象は、フレンチカントリーとの相性も良く、見た目と実用性を備えたフローリングです。

シャビーシックな机・椅子

机や椅子のカラーは、シャビー加工された白いもので統一する場合や、テーブルの天板のみ白くシャビー加工されていて、テーブルの脚と椅子は落ち着いたブラウンの場合などがあります。どのようなカラーを選ぶかは、全体との調和を考慮して決めると良いです。

また、アンティーク家具のように、脚に特徴のあるテーブルや椅子がとてもおしゃれでフレンチカントリーとも相性が良いです。カブリオールレッグ、テーパードレッグ、ターニングレッグなどが有名です。

家具もシャビーシックで統一してオシャレに

家具もホワイトを基調としたものが基本です。曲線的なデザインが印象的なものや、本物のアンティークを使用するのも良いでしょう。

フレンチカントリー風のものを日本で揃えることもできますが、本場フランスや、その周辺国の家具を輸入して用いることもできます。壊れやすい家具などは要相談となりますが、リガードでは施主支給のご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

シャビーシックな家づくりならリガードまで!

シャビーシックな家づくりは、どちらかというと奥様の方が乗り気なケースが多いです。このように夫婦で意見が割れてしまう場合は、家全体のコンセプトとするのではなく、キッチンのみなど、一部の部屋だけに取り入れるなど、部分的に取り入れていくことも良いでしょう。

リガードでは、担当者がご夫婦の意見調整をしながら家づくりを進めていきます。なかなか夫婦で考えがまとまらない、という際にも、ぜひお気軽にお問い合わせください。