オーク材とウォールナット 美しく頑丈な銘木が愛される理由

ホワイトオークとブラックウォールナット

日本におけるオークとは、基本的にナラをさしていて、北欧インテリアの王道とも言える木材です。一方、ウォールナットは欧米のリーディングホテルや邸宅で見かけるような高級素材で、世界三大銘木に数えられます。どちらの素材も頑丈で傷が付きにくく、家具からフローリングまで広く使用されている人気の木材です。

オーク材、特に北米産のものはホワイトオークと呼ばれ、白っぽい色が特徴の木材です。虎斑と呼ばれる美しい木目が特徴で、経年変化により濃い褐色へと変化していくのも魅力の一つです。

一方、ウォールナットでよく家具やフローリングに使用されているものはブラックウォールナットと呼ばれ、濃い色で重厚感があるのが特徴です。ブラックウォールナットの経年変化は、黒みが抜けて色が薄く変化していきます(俗に色あせとも呼ぶ)。ほとんどの木材は色は濃く変化していくので、薄い色に変化するのはとても珍しいんですよ。

ナチュラル系の代表格がホワイトオーク材、ダークブラウン系の代表格がブラックウォールナット材、と考えると、覚えやすくなりますね。

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フローリング

オーク材のフローリング

ホワイトオークの床にすることで、床一面がナチュラルな色味になります。そのため、ホワイトオークの床の部屋は明るくなり、カントリー調や北欧インテリアによく合います。

ウォールナットのフローリング

ブラックウォールナットの床は、独特の濃い色合いが特徴です。色が濃いので重厚感があります。インテリアもヨーロピアンテイストからアジアンテイストまで、幅広いジャンルに合わせることができます。

ダイニングテーブル

オーク材のダイニングテーブル

ホワイトオークのダイニングテーブルは、明るく木目も綺麗で食卓にぴったりなので、無垢のダイニングテーブルとしては最もよく使用されています。

ウォールナットのダイニングテーブル

ブラックウォールナットのテーブルを取り入れれば、ダイニングルームが一気にシックで高級感あふれる空間になるでしょう。高級感漂う素材ですが、色もシックで主張も強いので、全体のバランスをしっかり考えて空間をコーディネートすると良いでしょう。

床材、家具の材料で迷ったらリガードまで

理想の床材や家具の風合いを追求すると、どんどんコストが上がってしまい、「必須ではないものだから…」と、ついつい先に妥協してしまいがちです。
確かに、必須のものと、必須で無いものを区別して考えることは、費用を整理する上で有効な手段です。
でも、家づくりは総費用で考えることが大切です。総費用のことを考える前に、必須でないものを全て諦めてしまうのは、あまりに勿体無いことです。

目先の10万円、20万円を惜しんで、心から好ましいと思うインテリアを真っ先に諦めたら、一生後悔が残るかもしれません。また、値が張っても本当に良いものは長持ちします。その後の買替えの回数を減らせるため、長い目で見ると実はコストが安く済む場合もあるのです。
新築のインテリアについては、ご夫婦だけで悩まず、全体の資金計画を踏まえたアドバイスができるプロに相談してみてください。
リガードでは、検討段階のご夫婦の相談を、常にお待ちしております。