足元からオシャレな家。基礎の「金ゴテ仕上げ」と「刷毛引き仕上げ」の違い

基礎も家の外観の一部

家の基礎部分は家が建てばそっくりすべたが隠れてしまい、見た目に影響はないと思われがちですが、実は基礎部分の「立ち上がり」は地面から上に露出するので、家の外観の重要な一部分をなしています。

家の基礎部分は人間のファッションに例えると靴のようなものです。
人のファッションにおいても足元は大事ですよね。上がしっかりしていても、靴が台無しだと全体的にパットしない印象になってしまいます。
家も同じで、基礎の仕上げにこだわれば、「足元からおしゃれな家」を建てることができるのです。

基礎の外観を決める上で大切なのは「仕上げ」です。
そこで、今回は色々な仕上げの方法をご紹介します。
 

基礎のいろいろな仕上げ

基礎の仕上げは、コンクリートを打設した後に行います。打設とは型枠にコンクリートを流し込むことを指し、水が入り込まないように晴れの日に行われます。
ある程度コンクリートが固まってきたところで仕上げを行います。
仕上げには金ゴテ仕上げと刷毛引き(はけびき)仕上げがあります。

以下、それぞれの仕上げかたの特徴を紹介します。

金ゴテ仕上げ

漢字で金鏝(かなごて)仕上げとも書きます。
その名の通り金ゴテを使用してコンクリートの表面をツルツルに仕上げる工法です。
見た目がツルツルになるだけでなく、この仕上げ処理をすることによって、コンクリートの亀裂を防ぐ役割も果たしています。

刷毛引き仕上げ

金ゴテ仕上げは表面をツルツルに仕上げますが、刷毛仕上げの場合はあえて表面をざらついた質感に仕上げます。これはデザイン面での話だけでなく、滑り止めにもなるのでコンクリートの上を人が歩いたりするような箇所にも用いられます。

なお、刷毛引き仕上げには、生コン打設時に刷毛を使う「コンクリート刷毛引き仕上げ」と、後からモルタルで化粧する際に刷毛を使う「モルタル刷毛引き仕上げ」の2種類があります。

基礎も仕上げが大切。丁寧な仕事をする業者を選ぶには

基礎も仕上げによって見た目の印象がかなり変わってきます。
腕の良い大工と地に足のついた施工をし、「足元からおしゃれな家」を設計できる建築家と協力して家づくりを進められる施工業者を選ぶようにしましょう。

リガードの注文住宅では、熟練の職人が施工をしておりますので、細部まで丁寧に仕上げることができます。
細部まで丁寧な施工が施された家なら、ぜひリガードまでご相談ください。

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