フラッグ型土地「旗竿地」に住みやすい家を建てるためのポイント

旗竿地とは?

前回の記事でもご紹介しましたが、旗竿地とは簡単に言うと「旗竿のような形をしている土地のこと」です。
公道に面している部分が細く家を建てることができないため、家を建てる際には様々な制限がかかる可能性があります。

しかし、このような特殊な形状だからこそ、周りの土地に比べて坪単価は抑え気味になります。
旗竿地の注意点をしっかりとチェックし対策をすることができれば、手の届かないと諦めていたエリアに家を建てることができるかもしれません。

旗竿地に家を建てる際に注意して欲しいポイント

旗竿地は上手に家を建てることができればお得な土地と言えますが、注意しないと返って整形地に建てるよりも値段が高くなってしまったり、住んでから後悔するような失敗をしてしまったりすることがあります。

旗竿地に家を建てるにあたって注意すべきポイントは以下のようなものがあります。

日当たりは良好か。

旗竿地は一般的に四方を建物に囲まれているため、日当たりが悪いケースが多いです。
洗濯物を干すことができるのか、リビングの日当たりはどうなるか、昼間でも電気をつけなければならないかなどは事前にチェックしておきましょう。

駐車する場合、十分なスペースがあるかどうか。

旗竿地の竿の接道部分は2メートル以上が必要となっています。
しかし、この部分を駐車場として利用する場合は、2メートルでは足りません。
一般的に軽自動車の場合でも3メートルの幅が必要になります。
セダンやワゴンタイプなど、幅のある車の場合はより広いスペースが必要になるため、その土地の幅でご自分のお車が停められるのかはしっかりチェックしておく必要があります。

また、複数台自動車を停める場合は基本的に縦列駐車になるため、その点も注意しなければなりません。 

防災時に、避難経路が確保できるか。

特殊な地形だからこそ、万が一のときのことを考える必要があります。
四方を囲まれているため、避難経路は設計の際にも注意すべきポイントです。

プライバシーは守れるか。

建物に囲まれているため、道路からの視線は遮ることのできる旗竿地。
ですが、隣家との距離があまりに近い場合せっかく道路からの視線を遮ることができても、周りの家の視線が気になってしまうこともあるかもしれません。

旗竿地のメリットを活かす家づくり

旗竿地はちょっとクセのある土地かもしれません。
しかし、その土地を上手に活かすことが出来れば、坪単価が安いためお得に家を建てることができるでしょう。

特殊な形状の土地に家を建てる場合、施工業者の技術も大切です。
リガードは住宅のプロ。経験豊富なスタッフが揃っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。