庭でゴルフを極めよう(パット編2)

家にグリーンをつくろう

「ゴルフが趣味だけど、仕事が忙しくてなかなか練習に行けない…」そんな方は多いのではないでしょうか。

自宅にゴルフできる環境が整っていれば、ちょっとした空き時間でも練習できるので忙しい方でも趣味を楽しめます。

前回の『庭でゴルフを極めよう(パット編1)』では、なぜ庭でのゴルフ、パット練習が良いのかということについて書きました。

今回はより具体的に、どうやったら庭にグリーンが作れるのか、注意点などについてみていきたいと思います。

芝の種類

ゴルフでグリーンを作る際に考えなければいけないのが、芝の種類。

日本のゴルフ場でよく使われているのは、高麗芝とベント芝の2種類です。

ここではそれぞれの特徴についてご紹介します。

高麗芝

高麗芝は、日本芝(和芝)の一種。

グリーンに使用されるのは、姫高麗という種類です。

暑さに強く寒さには弱いのが特徴で、冬になると芝は枯れて茶色くなってしまいます。

そのため、寒い地域とは相性が悪いです。

寒さの厳しい北海道や東北地方ではほとんど使われておらず、西日本を中心に全国各地で使われています。

葉が細くて硬いので、摩擦力が強いです。

芝が生えている方向と反対からボールを転がすと、抵抗が大きくカサカサと音を立てて転がっていきます。

古くから日本で使われている定番の芝ですが、メンテナンスが大変なのがデメリットです。

ベント芝

ベント芝は、西洋芝(寒地型)の一種。

非常に亜種が多く、ベント芝と一言にいってもその中でさらに細かく分類されます。

グリーンの芝として最も普及したベント芝は、「ベントグラス」と「ペンクロス」の2種類。

その後改良が重ねられ、「ニューベント」と呼ばれる「ペンA2」「007」などの改良種が登場しました。

もともとは冬の寒さに強く、暑さには弱いのが特徴の芝ですが、改良によって克服されつつあります。

グリーン改修の際などに新たに採用されていき、現在では最も普及している芝です。

葉は柔らかく細いので、摩擦力が弱く、傾斜通りにボールが転がってくれます。

葉の密集度も濃く、年間を通して美しい緑色を保てます。

景観の良い庭にしたい方にはおすすめです。

庭にグリーンをつくる注意点

上記のような芝を適切に管理するためには、日当たり、水はけに注意しなければなりません。

芝生は日光を好むので、日当たりが悪いと生育がわるくなります。

また水はけが悪いと、過剰な水のため根が枯れてしまうこともあります。

きれいな芝を保つためには、日当たりが良く水はけの良い土壌が必要です。

自宅でゴルフを楽しめる贅沢

庭にグリーンを作るなら、家づくりの段階からグリーンをつくることを前提として庭の位置などを決めたほうがスムーズです。

リガードでは、あなたの理想を叶える家づくりをお手伝いします。

是非1度、無料セミナーに参加してみてください。