「保存食」で食卓を豊かに。保存食のメリットとおすすめをご紹介

食材を無駄にせず、長期保存しておいしく食べきる「保存食」。古くから受け継がれてきた先人の知恵です。「作るのは難しそう…」と思うかもしれませんが、意外と簡単にできるものもたくさんあります。旬の食材を活かして、食卓を豊かにする保存食を作ってみましょう。今回は、保存食のメリットとおすすめの保存食をご紹介します。

保存食のメリット

保存食のメリットは、まず食材を無駄にせず食べきれることです。安売りしていた野菜や大量にもらった旬の食材を、食べきれずに腐らせてしまうことってありますよね。そのまま置いておくとすぐに腐ってしまいますが、保存食にしておけば長期間保存できるので、フードロスを減らせます。旬の野菜を安く買って作れば、食費の節約にも役立ちます。「あと一品」欲しいときに、保存食があればパパっと品数を増やせるのも主婦にとってはうれしいポイントです。

自宅で簡単に手作りできるおすすめ保存食

さまざまなメリットがある保存食。では、具体的にどのようなものだと家庭で作りやすいのでしょうか。ここではおすすめの保存食をご紹介します。

乾燥野菜・フルーツ

野菜やハーブ、果物、キノコなどは、余ったら捨てずに乾燥させるのがおすすめ。葉野菜や水分の多い果物はカビが発生してしまうので難しいですが、根菜類やキノコ、また果物だといちごやみかん、キウイなどは自宅でも簡単に乾燥させることができます。

乾燥させる日は、湿度の低いカラッとした晴れの日がベストタイミング。できるだけ風通しの良いところに、ざるに並べて置いておきましょう。完全に水分を飛ばすことで、長期間保存が可能になります。乾燥させることで旨味がぎゅっと凝縮し、おいしさがアップ。さらに歯ごたえも増します。

自家製調味料

市販の調味料は手軽だけど、気付けば冷蔵庫にたくさん使いかけが並び、そのまま賞味期限が切れてしまいがちですよね。自家製調味料なら使いたい分だけ作れて、保存しておけます。にんにくを醤油に漬け込んだ「にんにく醤油」や、長ネギを醤油やごま油と漬け込んだ「ネギ醤油タレ」などは手軽に作れておすすめです。お肉やお魚にサッとかけるだけで、いつもの料理が味わい深くなります。

発酵食品

健康に良い発酵食品も、自宅で作れます。家族の健康のためにも、普段の食生活にぜひ取り入れたいですね。簡単に作れておすすめなのが、ドイツ料理でお馴染みの「ザワークラウト」。塩でもんだキャベツをそのまま2週間ほど乳酸発酵させるだけでできあがりです。キャベツの甘みとほのかな酸味がおいしく、付け合わせやスープなどさまざまな料理に応用できます。

保存食で食卓を豊かにしよう

今回は、保存食のメリットとおすすめの保存食をご紹介しました。新築時に床下収納を作っておくと、保存食を作った際の保管に便利です。風通りがよく涼しい場所に棚などを用意しておけば、長期保存も安心。「こんなキッチンにしたい」という希望があれば、ぜひリガードへご相談ください。リガードでは、ご施主様とご家族のライフスタイルに合わせて、理想を叶える家づくりをサポートいたします。