カビやほこりを除去!エアコン掃除の方法とコツ

エアコン掃除をしないとカビやホコリの原因に

面倒なエアコン掃除。「つい後回しにしてしまって、そのまま何年も……」という方も少なくないのではないでしょうか。しかしエアコンは、そのまま放置していると内部にホコリやゴミが溜まり、カビが大繁殖してしまうことも……!嫌な臭いが発生したり、健康面に影響を及ぼしたりするリスクがあります。フィルターが目詰まりを起こすと、エアコンが効率よく稼働せず電気代が高くなってしまうことも。汚れを溜め込んだままにしないよう、定期的に掃除して綺麗にしましょう。今回は、自分で手軽にできるエアコン掃除の方法をご紹介します。

自分でできるエアコン掃除の方法

汚れが溜まりやすいエアコン内部ですが、繊細な電化製品なので誤った方法で洗浄すると火災事故の原因にも。内部を全てきれいにするには、正しい知識を持った専門業者に依頼するのが一番です。とはいえ費用もかかるので、自分でできるところはなるべく自分でやりたいもの。自分で掃除できるパーツは、カバー、フィルター、ルーバーの3つです。ここでは3つのパーツの掃除方法をそれぞれ解説していきます。

カバー

カバーは前面パネルとも呼ばれる、フィルターを覆うパーツです。フィルターと比べると汚れが溜まりにくいため、お掃除の目安は3ヶ月に1回程度で大丈夫です。

機種ごとに外し方は異なりますが、多くのエアコンは側面にカバーを開けるための取っ手やくぼみがついています。取っ手やくぼみに手を合わせて手前に引いてから上に持ち上げるタイプ、少し外側に開いて外すタイプ、そのまま手前に引き抜くタイプなどがあるので、取扱説明書を確認してみましょう。カバーを取り外したら、お風呂場などで水洗いします。歯ブラシに中性洗剤を1、2滴ほどつけて、気になる汚れをこすって落とします。

フィルター

カバーがうまく外せない製品でも、フィルターは外せるものが多いです。室内の空気に含まれるチリやホコリを取り除いてくれるフィルターは、エアコンを使えば使うほど汚れが蓄積されていきます。使用頻度が高くなる季節は特に、週1度を目安にこまめに掃除するのがベストです。

フィルターの手軽な掃除方法は、フィルタークリーナーを使った方法です。フィルタークリーナーとは、フィルターの汚れを簡単に落とせる専用の洗浄スプレーのこと。まずはエアコン表面や上に溜まったホコリを、掃除機や乾いたタオルで取り除きます。掃除するとホコリが舞ってしまうので、床を新聞紙やビニールなどで養生しておくと後の掃除が楽です。

フィルターの表側から軽く掃除機をかけて、フィルターを取り外します。家の外やお風呂場でフィルター全体にスプレーをかけ、泡が消えたら洗剤が残らないようにしっかり水で洗い流します。タオルで水気を拭き取り、日陰で完全に乾かしたら元に戻して、完了です。

ルーバー

ルーバーとは、上下左右に風向きを変えてくれる横長のパーツ。こちらもカバーと同様汚れが溜まりにくいので、3ヶ月に1回くらいのペースでお掃除しましょう。
多くの製品は中央、右端、左端で固定されているので、中央からルーバーを曲げるようにして取り外します。湾曲させて外すため、少し力が必要です。自力で外すのが難しそうであれば、プロに任せるのが一番です。

ルーバーの掃除には、割り箸にキッチンペーパーを巻きつけて輪ゴムで止めた「お掃除棒」が活躍します。お掃除棒をお湯につけて、手が届く範囲でルーバーの隙間をきれいにしていきます。汚れを取り除いたら、再び両端から中央に固定して元に戻します。30分ほど送風運転をしてしっかり水分を飛ばしたら完了です。

エアコンの掃除をしよう

エアコン内部はカビが発生しやすいので、念入りな掃除が必要です。エアコンを掃除せずにいると、暖房や冷房を使う際にカビの胞子を含むホコリが部屋中に広がってしまいます。また、掃除していないエアコンは性能が落ちるため、電気代が高くつくというデメリットも。しっかり掃除して、きれいな状態を保ちましょう。

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