きれいな状態を保ちたい!建てた後の補修・メンテナンス

家づくりは、完成したときがゴールではありません。完成後も長い時間を暮らしていく家なので、どうしても傷んでいく部分はあります。きれいで快適な状態を維持していくためには、適切なタイミングで補修やメンテナンスをする必要があります。そこで今回は、建てた後の補修・メンテナンスについてご紹介します。

壁紙のひび割れ・コーキング割れ

内装関係で最も大きなスペースを占める壁紙クロスは、10年程度で劣化して黄ばみや汚れが目立ったり、傷んではがれたりします。結露が多い箇所は特に劣化しやすく、10年も経たないうちに剥がれてしまうこともあります。壁紙クロスは会社が保障してくれう場合もあるので、保証期間や内容を確認しておきましょう。

建物の合せ目や隙間に使われるコーキングも、10年程度でひび割れします。特に階段回り、吹き抜け、窓の上、ドア枠の上、天井はひび割れが起こりやすいです。そのままにしておくと雨水が侵入してさらに劣化が進んでしまうので、早めに対処する必要があります。

床鳴り

フローリングの床は、踏んだ時に「ミシミシ」「キュッキュッ」などと音が鳴る床鳴りが発生することがあります。その原因の多くは床材の伸縮や変形、腐食です。木材を使用するフローリングは、湿度や気温によって伸縮や変形して、木材のつなぎ目がこすれるようになってしまいます。

木材が馴染んでくると1年ほどで収まることもあるので、少し発生したくらいならそこまで気にする必要はありません。しかし期間が経っても音が消えなかったり、音が大きくなったりするようであれば、床下でシロアリ被害などのトラブルが発生している可能性もあります。補修方法は音がする場所によって異なるので、床下に潜って調べてもらいましょう。

キッチンの汚水マスの掃除

キッチンの汚水マスには、油汚れや食べ物のカスが固まって白い塊が浮いてきます。これを放置しておくと、排水溝が詰まって流れなくなってしまうこともあります。3か月に1度を目安に掃除して、つまりを予防しましょう。浮いてきた塊をひしゃくやおたまなどですくって、生ごみと一緒に処分します。

補修・メンテナンスできれいな家を保とう

今回は、建てた後の補修・メンテナンスについてご紹介しました。家族の思い出が詰まった家だからこそ、きれいな状態を長く保てるように適切な補修・メンテナンスを行いましょう。家づくりについてご希望がある方は、ぜひリガードへご相談ください。ご施主様とご家族のライフスタイルに合わせて、経験豊富なアトリエ建築家がご提案いたします。