秋冬に育てられる家庭菜園のおすすめ野菜3つ

夏野菜のイメージが強い家庭菜園ですが、寒さに強い品種であれば秋冬にも楽しめます。ジメジメと暑い日が続く夏よりも、秋冬は快適に畑仕事ができます。虫が少ないのもうれしいポイントです。今回は、秋冬に育てられる家庭菜園のおすすめ野菜をご紹介します。

ハクサイ

鍋やシチューなど、寒い季節に食べたくなる料理に欠かせないハクサイ。発芽温度は20℃~25℃、生育温度は20℃と、寒い季節でも育てやすい野菜です。

種から育てる場合は9月中旬まで種まきし、苗の場合は9月下旬ごろから10月ごろに植えつけます。植え付けから約1ヶ月~2ヶ月で収穫できますが、3ヶ月くらい植えたままでもおいしく食べられます。使う直前に収穫し、新鮮な状態のハクサイを楽しみましょう。

一般的に寒い冬は害虫の活動が弱まりますが、ハクサイには「ハクサイダニ」が発生することもあります。大量に発生した場合は、殺虫剤で駆除しましょう。

ほうれん草

ほうれん草は暑さに弱く寒さに強いため、秋冬の家庭菜園にはぴったりの野菜です。日当りがあまり良くない場所でも元気に育ちます。発芽および生育適温は15~20℃で、1か月~2か月ほどで比較的早く収穫できます。種を撒く時期をずらすことで、ずっと収穫して楽しめるでしょう。

ハクサイと同じく、ほうれん草にもハクサイダニがついてしまうことがあるので注意が必要です。

小カブ

葉も根も栄養価が高い小カブは、丈夫で育てやすく品種が豊富です。プランターでも育てられるので、家庭菜園初心者さんや気軽に楽しみたい方にもおすすめです。

11月、または翌年2月頃にタネまきをして、不織布などをかぶせて栽培します。本葉が1枚の頃、2~3枚の頃、5~6枚の頃に間引きして、最終的な間隔は10cmくらいに調整します。

小カブは追加で肥料を与えなくてもすぐに生長します。大きくなりすぎると割れたり「す」が入ったりするので、直径が5~6cmになったら収穫しましょう。

秋冬も家庭菜園を楽しもう

今回は、秋冬に育てられる家庭菜園のおすすめ野菜をご紹介しました。育っていく過程を楽しみつつ、自分で収穫した新鮮な野菜を食べられるのは家庭菜園の醍醐味ですよね。夏だけでなく、秋冬にもおいしい野菜を育てて楽しみましょう。

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