冬でも緑!?年中楽しめる芝生の選び方

青々と生い茂った芝生の庭は、寝転んだり子供たちを自由に遊ばせたり、庭の楽しみ方が広がりそうで憧れですよね。しかし庭一面に芝生を植えても、芝生の種類によっては冬になると枯れてしまうものもあります。そこで今回は、年中楽しめる芝生のポイントについてご紹介します。

寒地型芝を植える

日本で親しまれる芝生には、大きく分けて「暖地型芝」と「寒地型芝」があります。暖地型芝は寒さに弱く、春夏は青々と生い茂りますが秋冬ごろになると徐々に枯れ始めます。寒地型芝は寒さに強く、冬でも緑を維持できます。しかし暑さには弱いため、真夏になり気温が高い日が続くと「夏枯れ」が発生してしまうこともあります。夏場は強い日差しが当たりすぎないように、こまめなお世話が必要です。

オーバーシーディングをする

暖地型芝と寒地型芝の、それぞれのメリット・デメリットを生かして「オーバーシーリング」をする方法もあります。オーバーシーディングとは、秋に成長が緩やかになった暖地型芝を0.5cmほどまで刈り込み、等間隔で穴を開けて寒地型芝の種を植える方法です。水はけを良くする木土をかぶせ、しっかり根付くまで毎日水やりをします。暖地型芝が本格的に枯れ始める頃に、寒地型芝が生い茂り、年中緑の景観を楽しめます。

着色剤を使う

「なるべく手間を減らし、気軽に緑の芝を楽しみたい」と言う方には、着色剤を使うのがおすすめです。冬枯れする前の10月から11月にかけて着色剤を塗ることで、簡単に緑の芝にできます。また、着色剤を使うことによって芝生を保護し、地温上昇効果が得られるため、通常よりも早く芽吹く効果もあります。

年中生い茂る芝を楽しもう

今回は、年中楽しめる芝生のポイントについてご紹介しました。四季の自然な変化を楽しむのも良いですが、「せっかくなら1年中青々とした芝生を楽しみたい!」という方もいるでしょう。初めから寒地型芝を植えたり、オーバーシーディングや着色剤などを活用したりすることで、年中緑の芝生を楽しめます。

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