ペットのひっかき傷は自分で直せる?柱の傷の補修方法

せっかくきれいな新築を建てても、ペットや小さなお子様のいるご家庭だと柱に傷がついてしまいがちですよね。「あまり目立たないから…」と放置していると、汚れが蓄積して黒ずみや劣化の原因となります。今回は、柱の傷を自分で補修する方法を、浅い傷と深い傷それぞれでご紹介します。

浅い傷の場合の補修方法

浅い傷であれば、比較的簡単に自分で補修することができます。ここでは、浅い傷の場合の補修方法をご紹介します。

傷に水を含ませる

小さな傷なら、水を含んだスポンジや布などを当てておくだけでも凹みが消える場合があります。木の繊維に水分を吸収させることによって、浸透圧を利用してつぶれた繊維を元の形に近づけられます。

クレヨンで塗る

見た目を改善させるだけなら、木材補修用のクレヨンを使う手もあります。木材補修用のクレヨンは、ホームセンターのほか100円ショップでも手に入るため、気軽に試せる方法です。柱の傷に近い色のクレヨンを傷に塗ると、傷がなくなる訳ではありませんが目立たなくすることができます。

深い傷の場合の補修方法

ここでは、深い傷の場合の補修方法をご紹介します。深くても自分で補修できる傷もありますが、キレイに仕上げるならプロに依頼するのがおすすめです。自分で行う場合は、いきなり大きな傷を補修するのではなく、まずは小さな傷で練習してから行いましょう。

深い傷は、ウッドパテで埋めて硬化させることで補修できます。完全に硬化させた後にサンドペーパーや棒ヤスリなどで表面を整えれば、元通りに近い滑らかな状態になります。より大きな傷の場合は、柱と似た材質の木材を用意し、薄く削ったあとそれを木工用ボンドで貼りつける「埋め木」という方法があります。

柱をきれいに補修しよう

今回は、柱の傷を自分で補修する方法を、浅い傷と深い傷それぞれでご紹介しました。柱についた傷は、小さな傷であれば自分でも簡単に補修できます。そのまま放置せず、早めに補修してきれいな状態に戻しましょう。

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