子どもの安全を守るには?家づくりのポイント

小さなお子様がいる家庭や、今後子育てする予定のある家庭では、家づくりにおいて「子どもを安全に育てられる環境かどうか」が重要となります。「家の中だから安全でしょ」と油断は禁物です!住み慣れた家でも、危険なトラブルが起きることは意外と多いんです。そこで今回は、子どもの安全を守るための家づくりのポイントについてご紹介します。

ケガのリスクがある箇所を対策

家具やキッチンカウンターの角などの角ばった箇所は、遊びに夢中になってぶつかったり転んだりしてケガの元となります。子どもは頭が大きく重心が高いため、バランスを崩して頭をぶつけてしまうことも多いです。角ばった箇所にはクッション性のあるコーナーガードを取り付けておくと、ケガのリスクを軽減できます。

また片開きのドアだと、蝶番の部分に指を挟んでしまうことがあります。子どもがよく行き来するドアは、引き戸にしておくと安心です。

転倒・転落の防止

転倒や転落は、打ちどころが悪いと大怪我に繋がります。階段や危険な場所にはベビーゲートを設置しましょう。また隙間があるスケルトン階段や勾配が急な階段は、身体が小さな子どもは転落しやすくなります。安全に昇り降りできるよう、幅を広めにとり、勾配の緩やかな階段にするのがおすすめです。

また、浴室やトイレも注意が必要です。数cmの水でも、鼻が埋もれるだけの水が張っていれば子どもは溺れてしまいます。自由に侵入できないよう、子どもの手の届かない扉の外側上部に補助錠を付けましょう。

治安の良い土地選び

子どもの安全を守るには、室内の設備だけでなく立地も重要です。子育てしやすい、治安の良い土地を選ぶには、まず「犯罪発生率」を指標にしましょう。駅や繁華街の近い街は、犯罪のリスクも高まります。実際に周辺を歩いてみて、どんな人が暮らしているか、どんなお店があるかなどを確認すると街の雰囲気が分かりやすいです。リガードでも実際に街へ出向いて近隣調査を行っており、安心して暮らせる土地選びをサポートいたします。

子どもの安全を守る家づくり

今回は、子どもの安全を守るための家づくりのポイントについてご紹介しました。好奇心旺盛な小さな子どもは、大人が予想できないような行動をすることもあります。念願のマイホームで悲しい事故が起きないように、家づくりの段階から安全対策をしっかりしておきましょう。

家づくりや間取りについてご希望がある方は、ぜひリガードへご相談ください。ご施主様とご家族のライフスタイルに合わせて、経験豊富なアトリエ建築家がご提案いたします。