Lifestyle stories

Beginning lifestyle
渡部邸
リガード社員が作る、家族と犬の笑顔のための家
ものではなく、価値やストーリーを届けたい
渡部さんは、もともと自動車メーカーで営業職をされていたと伺いました。そこからなぜリガードで働き始めることになったんですか?
渡部「転職活動をしている中で、リガードの代表・内藤と話をしたことが大きなきっかけになりました。とにかく前しか向いていない姿勢に感銘を受けて、『自分もここで働いて、人間力をもっと鍛えたい』と思ったのを覚えています。あとはやっぱり、”モノではなくコトを売る“という考え方にも惹かれました。以前はがむしゃらに車を販売してきましたが、これからは、商品ではなく新しい価値やストーリーを売っていきたいと思ったんです」
奥様「その日のことは私もよく覚えています。夫は目をキラキラさせて帰ってきました(笑)。当時は同棲をしていて、これから結婚しようというタイミングだったので、転職を相談された時は正直戸惑いましたが、その表情を見たら応援したくなりましたし、リガードのウェブサイトを見たら素敵なお宅がたくさんあり、『私もここで家を建てたい』と思いました」

▲渡部ご夫妻。設計/インテリアの検討は主に奥様が担当
現在は、千葉・松戸にある『東松戸ラウンジ』を任されていらっしゃるそうですね。
渡部「はい。リガードがこれからさらに事業を拡大していくにあたって、新たに『東松戸ラウンジ』を設けることになり、今はそこのリーダーを務めています。それをきっかけに出身地である千葉へ引っ越して、家を建てることになったんです」
プロとして、これまでたくさんの家を見てきたからこそ、ご自身の家を建てるというのは逆に難しいというか、プレッシャーのようなものもあったのでは?
渡部「そうですね。だからこそ、僕はあまり意見を言わない方が良いと思い、最初から妻に全振りしました(笑)」
奥様「住宅の細かな機能や設備のことなどは私にはわからないので、そういった部分は主人を頼りましたが、それ以外のところは割と私の意見やリクエストをもとに決めていくことが多かったですね。でも、私はもともと“プロの意見は正しい”と思っていたりするので、最初に抱いていたイメージやどうしても実現したいものを最初にお伝えして、あとはリガードの各部門のプロフェッショナルの方々にいっぱい頼ろうと思っていました」

▲愛犬用スペース横の小窓は開閉可能で換気もでき、匂い対策にも

▲天井に段差をつけカーテンボックスを見えない仕様にすることでスマートな印象に
渡部「もちろん、私も家づくりに関してはプロの立場ではありますが、住宅メーカーを比較して検討するというステップがないだけで、今回はあえてお客様とまったく同じ流れや段取りで自分の家を作っていこうと思っていました。そうすることで、もう一歩踏み込んだところでお客様のことを理解できるようになるのでは?と思ったんです」
自然と『ただいま』が言いたくなるような窓
この家には『なかよしハウス』というコンセプト名がついていて、家族で使う場所は1階に集めてあったり、帰宅するとすぐに家族の様子が見える内窓や、家族が川の字で寝られて朝日がきれいに差し込む寝室など、コンセプトを体現したような空間がたくさんありますね。
奥様「玄関横の内窓は、最初のリクエストには入れていなかったと思うのですが、すごく気に入っています。玄関に入ってすぐ家の中の様子が見えて、自然と『ただいま』と言いたくなるような窓ですよね。キッチンも、最近は対面型のものが主流ですが、この土地の形や犬との暮らしを考えると、逆にそうではない形の方が結果、家族が自然と集まりやすくなるんじゃないか・・・など、たくさん考えてくださっていて嬉しかったです」

▲玄関横の室内窓。帰宅してすぐに家の様子を見ることができる
この家で暮らし始めてから、生活にどんな変化がありましたか?
奥様「私はすごく子育てしやすくなりました。アパートでの暮らしは、フロアが1つで狭いのでどこでも見渡すことができて、それはそれで便利なところもありますが、この家は収納がたくさんあるので、リビングにおもちゃが溢れてイライラすることも減りました。子供用の収納は動線までしっかり設計されているので、子供が自分で洋服を取り出したり、帰宅したら幼稚園のバッグを置き、洗濯物を出して、手を洗って・・・ということもスムーズにできるようになりました」

▲吹き抜けでもエアコン1台で十分室温を管理できる
お子様たちの様子はいかがですか?
奥様「もともと活発な子たちではあるんですが、より一層、生き生きしている気がしますね。特に1階は走り回るのに最適な動線になっているので、よくグルグル走り回っています(笑)。単純な感想ですが、家が広くなるっていいなぁと毎日思っています」
渡部「走り回っても、音が全然気にならないところが良いんですよね。リガードの家は気密性がかなり高いので、どれだけ子どもが走り回ったり騒いだりしても、ご近所迷惑の心配がほとんどありません」

▲階段下のスペースを利用して作られた造作の収納。おもちゃを並べたり、ベンチとしても活躍

▲気密性が高く、犬が吠えてもほとんど外へ聞こえない。奥の窓が開けられるので、換気も万全。
奥様「音ってこんなに大事だったんだなと改めて感じています。うちのワンちゃんはすぐに吠えてしまう子で、前の家では外の道を誰かが通っただけで吠えていたんですが、今の家になってからは外の音に過敏になることなく、犬も快適に過ごせていると思います」
渡部「僕の車の音も覚えていて、駐車場に車が近づいただけで家の中から吠えていたので、夜遅くに帰宅した時はそれのせいで寝ていた子供が起きてしまったりしていたんですが、そんなこともなくなりました。リガードの家の気密性はこれまでもモデルハウスなどで体感してきていたんですが、実際に暮らしてみて快適さを改めて感じているところです」
最初から最後まで、とことん寄り添い続ける
今回、ご自身が施主となりリガードの家づくりを体験してみて、“リガードらしさ”や強みをどのように感じられましたか?
渡部「とことん寄り添い続ける、その“寄り添い力”はどこにも負けないし、リガードらしいところだと改めて思いました。家づくりのどんなフェーズにおいても、すごいプロフェッショナルが揃っていて、最初から最後まで、些細なことから大きな決断まで、常に真摯にお客様に寄り添う。
家づくりの流れで言うと、僕は“入口”の方でお客様に接する立場にいますが、そこから繋いでいくメンバーの素晴らしさと強さを改めて感じることが出来たので、これからさらに自信を持ってフロントに立つことができると思っています」
最後に。この連載で毎回皆さまにお訊きしている「あなたにとって、幸せとは?」についてお聞かせください。家づくりを進めていく中で、ご自身の価値観に向き合う機会もあったかと思いますが、改めて見つけた、もしくはこれからも大切にしていきたい“自分にとっての幸せ”とは、どんなものでしょうか?

▲縦長の土地の形を活かして、キッチンは対面式ではなく縦に配置。リビングが広く感じられると同時に、集中して料理ができるメリットも
渡部「家族と、家族の幸せでしょうか。家族の笑顔を見ることが僕自身の幸せなんじゃないかと思っています。この家が完成したことで、その時間がもっともっと増えるといいなと思います」
奥様「そうですね、私も同じです。丸いダイニングテーブルをリビングの“まんなか”に置くことにしたのも、そんな思いからです。この家や、このリビングから家族の幸せが広がっていくといいなと思っています」

▲ずっと購入したいと思っていたソファのサイズに合わせてリビングを設計

▲リビング時計も以前から購入したいと思っていたもの。両面でどちらからも時間が見られる

▲階段横の支柱にはお子様の成長を記録していく予定

▲玄関前のモルタル床に竣工記念にお子様の手形&足形を

▲広く取った玄関前のスペースにはスロープも作り、自転車置き場&雨よけとしても活躍。ドア横にはリードフックも設置

▲玄関のフロートステップ。ライトアップする仕様になっており、安全かつおしゃれなアプローチに