建築途中で建築会社が潰れても大丈夫?完成保証とはなんだ?

マイホームの建築途中で建築会社が潰れてしまったら、私たちはどうすればよいのでしょうか。そんな建築会社が倒産したり工事が不能になったりした時に助けてくれるのが、住宅完成保証という制度です。ここでは、住宅完成保証制度とはいったい何のことか、住宅完成保証制度にどのようなプランがあるのか、分かりやすく解説したいと思います。

建築会社が潰れても大丈夫な「完成保証」って?

「住宅完成保証制度」とは、住宅の建築途中で建築会社が潰れてしまった時に、公的機関がその完成を保証してくれる制度のことです。この完成保証制度は、国土交通省が監督する財団法人住宅保証機構により運営されています。「住宅完成保証制度」を利用するには、住宅建築会社が住宅保証機構に登録しておく必要があります。個人で新築一戸建て住宅を建築する場合には、住宅がどのような構造であっても、住宅完成保証制度の保証対象となります。

「住宅完成保証制度」の保証内容

住宅完成保証制度には、AとBの2つのタイプがあります。Aタイプの保証では、建築会社が倒産したり工事ができない状態になった時に、住宅保証機構が建築工事を継続する会社を紹介するシステムとなっています。Bタイプの保証では、基本的にAタイプと同様の保証が得られますが、さらに契約金の支払いを建築の進行状態に合わせて、3回に分けて支払います。当初の予算を超えてしまう場合には、請負金額の20%を限度に保証されます。

完成保証のことなら専門家に相談してみよう

住宅完成保証制度により、家の建築途中で建築会社が倒産して工事ができなくなった場合でも、保証を得ることができます。住宅の建築会社を選ぶ際には、住宅保証機構に申請登録しているかどうかを、事前に確認しておくようにしましょう。とはいえ、住宅完成保証制度については専門的な知識も必要になりますから、住まいのプロに相談しておくのは賢明な方法です。リガードなら、住宅完成保証制度について親身になって相談に乗ってくれます。

まとめ

住宅の建築会社が建築途中で潰れてしまった時には、住宅完成保証制度を活用するようにしましょう。また建築会社が住宅保証機構に申請登録しているかどうか、申請する方法などについて事前に確認し、安心の住まい作りをするようにしましょう。