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注文住宅の総費用を教えて! 〜これさえ見ればわかる項目集〜

家づくりの総費用(初期費用)にはどんなものがある?

住宅購入にかかる総費用では、住宅の購入費用である本体工事費以外にも様々かかってきます。しかし、本体工事費以外については、一体どれくらいかかるのかわかりにくいですよね。

後ほど詳しく説明しますが、住宅の購入費用は「本体工事費」、「付帯工事費」、「諸費用」の3つに分けられます。そのうち住宅本体の購入費用である「本体工事費」、電気や上下水道の工事費などである「付帯工事費」は住宅ローンでまかなうことができますが、「諸費用」は住宅ローンでまかなうことができず、その費用分の現金を用意しておく必要があります。
諸費用のために想定より費用がかかってしまい、インテリアのグレードを落とすことに…なんて嫌ですよね。住宅購入にかかる費用については詳しく知っておくことが大切です。

本体工事費

工務店やハウスメーカーなどの施工者が出す見積もり費用が本体工事費です。家づくりの費用と言ったときにはこの本体工事費のことを指すことが多く、総費用の7〜8割を占めることが多いです。
以下では、代表的な項目を紹介していきます。

基礎工事

住宅の基礎となる土台作りの工程です。家づくりのスタートラインといえる大切な作業で、地盤への配慮や、家屋の劣化対策が施されます。
コンクリートに雨水が入ると強度が低下するので、雨の日の作業は避けるようにします。

・ベタ基礎が布基礎より人気の理由 不同沈下防止と床下防湿の二つを押さえよう
・コンクリート打設日に雨が…! 悲喜こもごもの基礎工事のドラマ

木工事

木工事を行うのは、木造住宅の場合です。

・木造・鉄骨造・RC造それぞれの細分化 家づくりの工法のまとめ

行程は以下のように分かれています。

  • 棟上までの作業
  • 筋交い・間柱・小屋組み・床組み
  • 壁・天井・屋根の下地作り
  • 断熱材充填など、内装下地作り

屋根工事

屋根の種類によって費用が変わります。また、屋根断熱を行う場合、そのための工事も行います。

・すっきりしたデザインのスレート屋根 地震に強い屋根のポイントと注意点は?
・ガルバリウム屋根は軽量・安価・長持ち その反面、デメリットも
・屋根裏部屋も夏涼しく、冬暖かい。家全体を包み込む屋根断熱

他には、以下のような項目があります。

  • 外装工事
  • 建具工事
  • 塗装工事
  • 防水工事
  • タイル・石工事
  • 住宅設備工事
  • 給排水設備工事
  • 雑工事
  • 諸経費

付帯工事費

建物本体以外にかかる全ての工事の費用を付帯工事費と言います。具体的な工事の内容は以下の通りです。

屋外給排水工事

道路から敷地内に給排水管(上下水道管)を引き込み、建物に接続する工事です。

造成・整地工事

建物を建てられるように土地を整地したり、斜面に擁壁を作ったりする工事です。

屋外電気工事

電柱などから敷地内に電気配線を引き込む工事です。

地盤改良工事

建物が建てられる強い地盤にするために、杭を打ち込むなどして、建物を建てられるようにする工事です。

付帯工事費の中で、特に条件による金額変動が大きい工事です(土地によっては全く必要の無いこともあります)。
詳しくは以下の記事で紹介しています。

・土地の地盤改良って何?必ずやらないといけないの?
・地盤改良の具体的な方法 表層改良・柱状改良・鋼管杭工法どれを選ぶ?

屋外ガス工事

敷地外のガス管から敷地内にガス管を引き込み、建物に接続する工事です。

仮設工事

建物を建築するための足場を組んだり、工事のための電気や水道を引き込む工事です。

外構・造園工事

駐車場や庭、門や塀など建物の外観を作る工事です。

諸費用

諸費用とは、本体工事費・付帯工事費に含まれず、住宅ローンでまかなうことができない費用を指します。
具体的には以下のような費用がかかってきます。

土地購入の仲介手数料

仲介業者を通して土地を購入した場合、仲介手数料がかかります。

司法書士費用

登記をする際に司法書士に依頼をすると、その報酬がかかります。

金融機関への各種手数料

住宅ローンなどを利用する場合の手数料です。

引越し費用

新居に引っ越すための引越し費用がかかります。

地鎮祭・上棟式費用

地鎮祭や上棟式を執り行うための費用です。神主さんに支払う初穂料や、供え物の準備費用がかかります。

・初穂料はどれぐらい?施主は何をする? 地鎮祭の具体的な進め方

施主支給の設備費用

住宅設備の施工には施主支給というやり方があります。施主様がご自身で購入された品を施工者に支給することで、この代金は基本的に諸費用となります。
つまり、住宅ローンから賄うことはできませんので、当初から購入資金を用意していただく費用があります。

・輸入建材を施主支給するメリットは?

購入時にかかる税金

上記の費用の他に、住宅の購入には様々な税金がかかってきます。

不動産取得税

不動産を取得した人に対してかかる税金です。
新築であることに加え、諸条件を満たせば、軽減税率が適用されます。

・住宅の購入にかかる不動産取得税とその減税内容とは?

登録免許税

不動産を登記する際にかかる税金です。こちらも新築かつ諸条件を満たすことで軽減税率が適用されます。

・一戸建ての登記にかかる登録免許税 注文住宅の総費用計算時に注意!

印紙税

工事の請負契約書や不動産の譲渡契約書などの印刷にかかる税金です。

消費税

土地の購入については非課税ですが、建物に対しては8%の消費税がかかります(H29年4月現在)。
消費増税の影響について、注意しておきましょう。

・住宅取得にかかる消費税 消費税増税で適用税率が変わるタイミングって?

自己資金で賄えない費用をカバーする「住宅ローン」

上記の費用を全て自己負担でまかなえる方はごく稀です。ほとんどの方は住宅ローンを組んで住宅を購入することになるので、その際に参考になる記事をご紹介します。

・住宅ローンの基本 代表的な要件「返済負担率」を押さえよう
・注文住宅における住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の基本
・「土地だけ買う→家建てる」に固執すると理想の家づくりができない理由

注文住宅の総費用を抑えるにはどの項目が一番重要?

いかがだったでしょうか。
本体工事費が全体の7〜8割にすぎないということは、仮に総費用2,800万円の建物を建てるとすると、本体工事費に含まれない費用が700万円分くらい発生することを意味します。リガードでは、打ち合わせの初期段階で必ずこのことをお伝えし、施工会社の比較検討の際に役立てていただいております。

リガードでは、家づくりを総費用、ひいては生涯費用の観点から捉えるための家づくりセミナーを随時開催しております。
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