REGARD

長期優良住宅のメリットは品質だけじゃない 住宅ローン控除の優遇も

 

長期優良住宅っていったい何のこと?

長期優良住宅とは、「長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅である」と認められた住宅のことです。
認定は関連法律に基づき、所管行政庁(地方公共団体など)によって行われます。
認定基準の多くは、品格法に基づく「住宅性能表示基準」に準じていますので、両者をいっぺんに理解してしまうのがうまい方法です。
長期優良住宅建築等計画を作成し、市町村による認定を受けることにより、税の優遇制度を利用することができます。
住宅性能表示についてはリガードが過去に解説していますから、気になるものを確認してみてください。

・品格法は誰を守るためにある?これさえ読めば分かる住宅性能表示制度

長期優良住宅にはどんなメリットがあるの?

長期優良住宅は、住まいとして快適なだけでなく、金銭的なメリットもあります。
施工のコストは大きくなる傾向がありますが、長期優良住宅の認定を受ければ「住宅ローン控除」の制度で優遇を受けることができます。
控除とはなにか、控除額の計算方法など、制度の概要については以下の記事を参照してください。

・注文住宅における住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の基本

かつては長期優良住宅の認定を受けると、控除率が1.2%に上がった頃もあり、すべての方が認定によって恩恵を受けていました。
しかし現在(H26年4月からH31年6月まで)は、控除率は1.0%で据え置き。代わりに年末残高の控除対象限度額が4000万円から5000万円に引き上げられます。つまり、年間の控除限度額が40万円から50万円に大きくなり、控除期間の10年間をかけると最大で100万円の控除額差が生じます。
ただし、控除のしくみをご存じの方ならお気づきの通り、限度額引き上げによって恩恵を受けるのは借入額が控除対象限度額(4000万円)を超える方のみ。
残念ながら現在は、借入額が4500万円を超えるぐらいの大きなローンを組まないと恩恵を受けることはなく、少々活用しにくい制度になっています。

関連する記事を見る