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いくつかの住宅が隣接している

『隣地斜線制限』の制限としての立ち位置

土地探しをしていると、土地には色々な「規制」があることを知ることになりますよね。
その規制によって、建てられそうだと思っていた建物が建てられなかったり…
理想的な土地を見つけても、規制によって理想の建物が建てられない、なんてこともよくあります。

規制にはたくさんの用語があるように見えますが、規制のパターンをいくつかに分けて覚えると、コンパクトに覚えることができます。

家の高さを制限する規制には、『高さ制限』『斜線制限』『日影規制』というものが存在します。
斜線制限にはさらに『道路斜線制限』『隣地斜線制限』『北側斜線制限』が含まれます。

この記事では、この中の「隣地斜線制限」について説明します。

隣地斜線制限とは

隣地斜線制限とは、隣地の日照や通風などを確保するために、建物高さを隣地境界線からの斜線によって規制する制限です。

隣地斜線制限が適用される用途地域とは

第一種・第二種低層住居専用地域では、「絶対高さ制限」が適用され、隣地斜線制限による規制をかける必要がないためにこれらの地域では隣地斜線制限は適用されません。

そのため、上記以外の10種類の用途地域で隣地斜線制限が適用されることになります。
用途地域については以下の記事をご覧ください。

・住居専用地域に注文住宅を建てる時の注意点

隣地斜線制限の考え方

隣地斜線制限は、隣地に新しい建築物が建設された時に、既存の建物の生活環境が悪化しないために必要な制限です。今まで日当たりがよく快適に暮らしていた地域に、新しい大きな建物が隣地に建ったために日当たりが悪くなったら困ってしまいますよね。
このようなことがないように、「隣地斜線制限」では、建築物が基準の高さを超えたら傾斜勾配による制限をかけ、隣地の日照権や風通しを侵害しないようにしています。

用途地域 斜線の基準となる高さ 斜線の勾配
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
20m 1:1.25
近隣商業地域
商業地域
準工業地域
工業地域
工業専用地域
31m 1:2.5

たとえば「住居系用途地域」に関する隣地斜線制限は下図のようになります。

住宅系地域の制限

なお、上表から分かる通り、隣地斜線制限の中で最も規制の厳しい「住居系用途地域」でも、20mの高さを基準とします。一戸建ての場合は、高さが20mに及ぶことはまずないので、隣地斜線制限によって設計案が影響されることはないと考えて良いでしょう。

斜線制限のうち、一戸建ての設計に影響を及ぼすことが多いのは、「北側斜線制限」、「道路斜線制限」なので、これらの制限について詳しく知ることが大切です。
それぞれの制限については以下の記事で詳しくご紹介しています。

・東京の土地探しは「高度地区制限」(北側斜線制限)に注意
・前面道路の日照・通風を確保する道路斜線制限と、セットバックの恩恵

住宅設計にかかる制限を知り、理想の家を建てる

家は地域の中に建てるものです。そのため、家を建てることによって周辺地域の環境を悪化させないよう、土地を対象に、建築基準法による様々な制限がかけられています。
土地探しの段階で、「どんな家を建てられるのか」を想像できるように、お施主様自身が制限について知識を持つことは重要です。まずは土地に関する規制の全体像を掴みたいという方は、下記の記事をご参考にして頂けるよう作ってみました。

・住居専用地域に注文住宅を建てる時の注意点

また、ご自身で知識を持っても、ずっと住む大切な土地探しですからプロの意見も聞きたいですよね。
ご自身で知識を持っていると、プロの説明もスッと入ってきやすくなるため、良い施工業者を選ぶ目を養うことにも繋がるでしょう。
リガードは、東京・国分寺に所在する地域密着型の工務店ですので、土地探しのアドバイスも行なっております。

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