賢い家づくりブログ
【半平屋×ジャパンディの家】船橋市30坪の注文住宅|大手ハウスメーカーではなく建築家とつくる家を選んだTさまの施工事例

「家づくりは、何かを諦めなければならないのか?」
性能を求めれば、デザインが画一的になる。デザインを求めれば、寒さやメンテナンスが不安になる。そして、大手ハウスメーカーの展示場では、なぜかいつも「何かが違う」という違和感が残る――。
今回ご紹介するTさまも、そんな葛藤を抱えながら真剣に住まいと向き合われたお一人です。YouTubeでの出会いをきっかけに、徹底したリサーチの末にたどり着いたのは、千葉県船橋市に建つ延床約29坪の「ワンフロア完結×ジャパンディ」の家でした。
知識豊富なTさまが、なぜ大手ハウスメーカーではなくリガードを選ばれたのか。30坪台の間取りでどのように「性能・デザイン・コスト」を両立されたのか。その理由と設計プロセスを、詳しくご紹介します。

物件データ
| 所在地 | 千葉県船橋市 |
| 敷地面積 | 165.42㎡(50.03坪) |
| 延床面積 | 約29坪 |
| 構造・階数 | 木造2階建て/1階完結型(半平屋) |
| ご家族構成 | ご夫婦+お子さま |
| コンセプト | ワンフロア完結の暮らし/ジャパンディ(Japandi) |
| 特徴 | 軒のある低重心デザイン/1階リビング+ヌック/タイルデッキ/庭付き/高気密高断熱 |
きっかけは「音」と「展示場の違和感」――家づくり迷子からの脱出
アパート暮らしの限界と、大手メーカーへの疑問
Tさまの家づくりは、お子さまの誕生がきっかけでした。当時のアパートでは近隣への配慮から「家の中でひっそり暮らす」毎日。「注文住宅一択」と決意され、大手ハウスメーカーや展示場を精力的に巡られました。
ところが、そこで感じたのは「ただ部屋が広くなっただけ」のような既視感と、営業担当者の提案に対する不安でした。「その場でプランができました!」というスピード感よりも、土地や環境を深く読み解いた「プロの提案」を求めていたのです。
YouTubeが繋いだ「納得」への入り口
そんな中、Tさまが出会われたのがリガードのYouTubeチャンネルでした。感覚的な営業トークではなく、数値と理論に基づいた家づくりセミナーの内容が、まさにTさまが求めていたものでした。
「ここなら信頼できるかもしれない」――ちょうどリガードの松戸支店開設のタイミングと重なり、Tさまの家づくりは大きく動き出しました。

「性能」か「デザイン」かではない――「総合力」という選択肢
冬の寒さを許さない、徹底した性能基準
ご親族の影響で大手ハウスメーカーも検討されていたTさま。ただし、譲れない懸念点が「冬の寒さ」でした。
ご主人はご自身で徹底的にリサーチされ、断熱等級・気密性能(C値)・UA値などの厳しい基準をお持ちでした。多くの工務店がその基準の前で脱落する中、リガードは高気密高断熱の性能基準をクリア。
「デザインのために性能を犠牲にしない」――この姿勢が、Tさまがリガードに信頼を寄せる最初の大きな安心材料となりました。
建築家とつくる「軒のある、重心の低い家」
ご主人のもうひとつの要望は、外観のイメージでした。
「軒があり、重心が低く、昔ながらだけどかっこいい外観」
担当した建築家・宮田が提案した1stプランは、この要望を完璧に叶えたものでした。船橋市の土地の形状、周辺環境の読み解き、そしてご家族のライフスタイル――すべてを論理的に構築したプランを見たとき、Tさまは驚きとともに「これだ」と確信されたそうです。
感覚に頼らず、根拠を持って設計を組み立てる建築家のプロフェッショナルな仕事に、Tさまは深く共感されました。

敷地50坪×延床29坪で叶える「ワンフロア完結(半平屋)」の暮らし
将来を見据えた「1階リビング+ヌック」の設計
Tさま邸の最大の特徴は、将来的に1階だけで生活が完結する間取り――いわゆる「半平屋」の設計です。
現在は、お子さまのプレイスペースやお昼寝の場として活躍している「ヌック」(小さくこもれる場所)。ここは将来、寝室としても使える広さを確保しています。子どもが独立し、ご夫婦だけの暮らしになったとき、階段を上がらずに1階だけで完結できる――。
ライフステージの変化に合わせて、家自体が柔軟に使い方を変えられる。「今の暮らし」だけでなく「30年後の暮らし」まで見据えた設計こそ、半平屋の真価です。
タイルデッキと庭が生む、内と外の連続性
1階リビングから続くタイルデッキと庭。50坪の敷地に29坪の延床という比率だからこそ確保できる、たっぷりの外部空間です。
キッチンに立てば、リビングで遊ぶお子さま、そしてタイルデッキ越しに庭の緑まで視線が抜けます。天気の良い日はデッキに椅子を出してコーヒーを飲む。夏には子ども用プールを広げる。庭付きの平屋ライクな暮らしが、都市部の船橋市で叶っています。

憧れの「ジャパンディ」スタイルと、ICの提案力
インテリアのテーマは、和と北欧が融合したデザインスタイル「ジャパンディ(Japandi)」。
柔らかなベージュ、上品な真鍮の金物、美しい木目の造作家具。奥さま憧れのミナペルホネンのタンバリン柄チェアが主役として映える空間は、専属のインテリアコーディネーター(IC)髙木との二人三脚で完成しました。
「それは合わないですね」――プロとして率直な意見を伝えてくれるICの存在は、迷いがちなインテリア選定において非常に心強いものでした。素材と色のトーンを厳選し尽くした空間は、写真に撮っても、実際に暮らしても、統一感のある美しさを保っています。
ジャパンディは「削ぎ落とすことで豊かになる」哲学を持つスタイル。半平屋・ワンフロア完結の間取りと、思想的にも見事に響き合っています。

住んでみてわかった「暮らしの余白」
朝の支度が変わる、生活動線の魔法
以前の暮らしでストレスだった「モノの散乱」は、計算された生活動線によって解消されました。
キッチン、洗面、収納、そしてリビングとの距離感が絶妙で、朝の身支度も、子どもとの遊びも、料理も、すべて滑らかに流れていきます。ワンフロアで完結する動線は、忙しい朝の時間にも「コーヒーを飲む余白」を生み出してくれたそうです。
「時短家事」というよりも、「家事が暮らしに溶け込む」という感覚。29坪の延床という限られた面積のなかで、豊かな時間の余白を確保する――これが、建築家設計の真骨頂です。
トラブル時の対応こそ、工務店の真価
Tさまが「リガード独自の価値」として挙げてくださったのが、トラブル時の対応力でした。
社内に構造・設備・断熱の専門知識を持ったプロフェッショナルが揃っているため、何かあったときの初動が早く、判断も的確。「建てて終わり」ではなく、引き渡し後も真摯に向き合う姿勢――これこそが、大手ハウスメーカーとも設計事務所とも異なる、地域密着型の工務店ならではの強みです。
この対応力の積み重ねが、オーナーさまとの数十年に渡る信頼関係を築いています。
リガードが考える「性能×デザイン×コスト」の総合力
私たちリガードは、東京・千葉・埼玉・神奈川エリアで建築家とともに注文住宅をつくる工務店です。船橋市を含む千葉エリアには松戸支店を構え、地域の土地事情・周辺環境を深く踏まえた設計をご提案しています。
Tさま邸にも、私たちが大切にしている3つの設計思想が息づいています。
- ひとつをマルチに――ヌックは今はプレイスペース、将来は寝室にも
- ゆるやかにつなぐ――LDKからタイルデッキ・庭まで視線が抜ける連続空間
- 開くと閉じる――軒のある低重心デザインで外に慎ましく、内は明るく開放的に
大手ハウスメーカーの安心感、設計事務所の唯一無二のデザイン、地元工務店の親身さ――その「いいとこ取りの中心地点」を、私たちは目指しています。性能・デザイン・コスト・対応力のどれか一つに特化するのではなく、すべてを高い次元で満たす「総合力」こそが、リガードの目指す価値です。
よくあるご質問
Q. 船橋市エリアでも建築家設計の注文住宅は建てられますか?
建てられます。リガードは千葉エリアの拠点として松戸支店を構え、船橋市・松戸市・柏市・市川市など千葉県内での施工実績を持ちます。土地の形状や周辺環境の特性を深く踏まえた建築家設計をご提案いたします。
Q. ワンフロア完結(半平屋)の間取りとは?メリットはありますか?
1階だけで日常生活が完結できるように設計された間取りのことです。2階は将来的な子ども部屋・ゲストルーム・収納として活用し、老後は1階だけで暮らせる柔軟性を持ちます。メリットは「階段を使わない日常」「バリアフリーへの対応しやすさ」「家事動線の短縮」「掃除の効率化」など。ライフステージの変化に強い設計として、近年注目されています。
Q. ジャパンディ(Japandi)とは、どんなインテリアスタイルですか?
ジャパン(Japan)+スカンジナビア(Scandinavia)を組み合わせた造語で、和の「余白」「素材感」「静けさ」と、北欧の「機能性」「自然素材」「シンプルさ」が融合したインテリアスタイルです。ベージュ・オフホワイト・グレージュを基調に、木目・真鍮・リネンなど自然素材を組み合わせるのが特徴。「削ぎ落とすことで豊かになる」哲学を持ち、日本の住まいに非常になじみやすいスタイルです。
Q. 大手ハウスメーカーと工務店(リガード)の違いは何ですか?
大手ハウスメーカーは規格化されたプランで安心感がある一方、間取り・素材・窓の自由度が制限され、価格帯も高めです。リガードは建築家と一棟ずつ設計する工務店として、高気密高断熱の性能を担保しながら、デザイン・素材選定・間取りの自由度を保ちます。加えて社内に構造・設備の専門家を持ち、引き渡し後のトラブル対応も一貫して行うため、「性能×デザイン×コスト×対応力」の総合力が強みです。
Q. 30坪の延床でも快適な間取りは可能ですか?
可能です。Tさま邸は延床約29坪で、ワンフロア完結・ヌック・庭付き・タイルデッキを実現しています。廊下を最小限にし、視線の抜けを設計に組み込み、ヌックのように「今と将来で使い方が変わる空間」を仕込むことで、坪数以上の豊かさを生み出すことができます。
まとめ:「性能・コスト・デザイン・対応力」の総合力で選ばれる家づくりを
性能・コスト・デザイン・対応力――どれか一つに特化するのではなく、すべてを高い次元で満たす「総合力」こそが、Tさまがリガードを選ばれた理由でした。
船橋市の敷地50坪に建つ29坪の家は、これから何十年もかけて、Tさまご家族のライフステージと共に呼吸するように変化していきます。ワンフロア完結の半平屋、ジャパンディの静かな美しさ、庭とつながるタイルデッキ――そのすべてが、暮らしの余白を生み出しています。
「性能もデザインも諦めたくない」「大手ハウスメーカーと工務店で迷っている」「30坪台で理想の家が建てられるか不安」「自分たちの要望はわがままなのかな」――そんな方こそ、ぜひ一度リガードの家づくりワークショップにご参加ください。ご家族に最適な「総合力」の答えを、建築家と一緒に見つけましょう。