ZEH、BELS、長期優良住宅…住宅の評価基準を徹底解説!

多くの人にとって、家づくりは一生に1度の大きな買い物です。後悔のないように、家族が長く快適に暮らせる家づくりをしたいもの。そこで重要な基準となるのが、住宅の評価基準です。しかし住宅にはZEH、BELS、長期優良住宅などさまざまな評価基準があり、何を参考にしたら良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。そこで今回は、住宅の評価基準を徹底解説していきます。

ZEH(ゼッチ)

ZEHとは、「Net Zero Energy House」の略で、消費エネルギーを減らし、つくるエネルギーを増やすことで、家のエネルギー消費量の収支をゼロにする住宅を指します。評価基準となるのは、大まかに「断熱」「省エネ」「創エネ」の3つです。断熱性能等を大幅に向上させ、高効率な設備システムや再生可能エネルギーを導入することで省エネ・創エネを実現します。エネルギーの自給自足が可能になるため、環境に優しく電気代の節約になるのが大きなメリットです。

BELS(建築物エネルギー性能表示制度)

BELSとは「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略で、正式名称を「建築物エネルギー性能表示制度」と言います。一般社団法人 住宅性能評価・表示協会によって運営される、住宅の省エネ性能(燃費)を分かりやすく評価・認定するための制度です。ZEHと似ているため混同されがちですが、BELSは性能を示すための制度、ZEHは住宅の種類を示します。建築物省エネ法に基づいて評価されるため、メーカー独自の評価と比較すると信頼性が高いのが特徴です。

長期優良住宅

長期優良住宅とは、平成21年にスタートした「長期優良住宅認定制度」の基準をクリアし、行政の認定を受けた住宅のことです。構造や設備が長期にわたり良好な状態で使用できるように作られた住宅を指します。認定を受けると、住宅ローンの控除額が上がったり、不動産取得税の控除額が100万円上がったりと、税金面でさまざまなメリットがあります。

長く快適に暮らせる家づくりを

今回は、ZEH、BELS、長期優良住宅など住宅の評価基準について解説しました。たくさんのお金と時間をかけて作るからこそ、より快適に暮らせる家づくりを目指したいもの。長期優良住宅は2020年基準であるため、2030年基準であるZEHを基準にするのがおすすめです。リガードではZEH基準を満たすUA値0.6をクリアしており、優れた断熱性能を持つ家づくりをしております。家づくりについて不安やご希望がある方は、ぜひリガードへご相談ください。