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太陽電池モジュール(太陽光パネル)以外の太陽光発電設備、知ってる?

太陽光発電に必要な設備って?

太陽光発電と聞いて、多くの人がイメージするのは、太陽電池モジュールでしょう。

「えっ、そもそも太陽電池モジュールがわからない」と思われる方も多いかもしれませんが、「太陽光パネル」もしくは「ソーラーパネル」と言えばイメージが出来るでしょう。

近年は、「太陽光パネル」や「ソーラーパネル」ではなく、「太陽電池モジュール」と呼ぶのが主流となっているので、この言葉を覚えておくと便利です。

太陽光発電に興味がある方や、住宅を建てる際に太陽光発電を取り入れたいと思っている方でも、「太陽電池モジュール以外に、太陽光発電で必要な設備はご存知ですか?」と聞いてみると、知らないと言う方が多数いらっしゃいます。

実は、太陽電池モジュールは太陽光発電の一設備に過ぎません。

実際に太陽光発電設備を施工し、運用していく上では他の設備についても知っておく必要があります。

ZEHや創エネに興味があるのであれば、太陽光発電ではどのような設備が必要になるのかを知っておきましょう。

太陽光発電で作った電気を家電製品で使える電気にするには?

まず、電気を家庭で「つかう」という観点で考えてみましょう。お手元の家電製品を見ると、説明書きの欄に「100V(ボルト)」などと記載されていますね。

これを電圧と呼びます。

家電製品に書かれている100Vなどという数字は、コンセントを通じて送られてくる電気が、100Vと想定して作られた製品ということを表しています。

日本で使われる多くの製品は、100Vの電圧を想定して作られています。

そのため、太陽光発電で作った電気も、コンセントから家電に送る際に、この電圧にきっちりと合わせる必要があるのです。

パワーコンディショナーを使って家電で使える電気に!

パワーコンディショナー

太陽光発電で作った電気を家電で使えるようにするために必要になるのが、「パワーコンディショナー」です。読んで字のごとく、力を調整する機器、という意味ですね。

まず、太陽電池モジュールは、太陽光を受けて「直流電流」を生じさせる機器です。

一方、家庭で使われる電流は「交流電流」と呼ばれる電流で、種類が違うためそのまま使用することができません。

家庭で使われる交流電流の良いところは、電圧を変える「変圧」が簡単にできるところです。その一方、太陽電池モジュールが作る直流電流は、変圧が難しい直流電流です。

そのため、パワーコンディショナーはまず、直流電流を交換電流に変換します。

変圧がしやすい交流電流に変換した上で、家庭で使用できるような電圧に調整してくれます。パワーコンディショナーは、家庭で電気を利用する上で必要不可欠な設備なのです。

パワーコンディショナーから家電に電気を送るために必要な分電盤

分電盤

続いて、家電で使えるように変換された電気を「家庭内で送る」という観点で見てみましょう。

太陽電池モジュールで作られた直流電流を、パワーコンディショナーが交流電流に変換します。その交流電流は、発電所から送られる電気と同じように分電盤(ブレーカーボックス)を介して、家庭内の電化製品へと送られます。

このため、家庭内で太陽光発電で作った電気を使うためには分電盤の工事が必要不可欠です。

また、オール電化を導入する場合はさらに専用の分電盤の設置も必要になります。

発電した電力を売るために必要な「売電電力量計」

最後に、余った電気を「外部に売る」という観点で見てみましょう。

電気を使用している家庭なら、「買電電力量計」が必ず家にありますよね。毎月電力会社の方が検診に来るあの装置です。

太陽光発電で創エネをする場合、この「買電電力量計」とは別に、「売電電力量計」が必要になります。

買電電力量計は、電力会社から買った電力を測るメーターなのに対し、売電電力量計は逆に電力会社に売った電力を測るメーターです。

どれくらいの電力を売れたのかが確かめられる、上がっていくのが楽しみになるメーターですね。

ちなみに、売電の際は電気が逆方向に流れることになります。そのため、買電電力量計・売電電力量計のどちらも逆回転防止機能が付いているものを購入する必要があります。

その他必要な機器類

上記の機器があれば太陽光発電に必要な基本的な設備は揃いますが、状況に応じてHEMSや蓄電池、昇圧機などを導入します。太陽光発電のできる家づくりの際は、これらの施工をやらせて頂きます。

太陽光発電に必要な機器はたくさんありますが、コストに最も大きく関わるのは太陽電池モジュールの枚数です。その他の機器については、必要性だけ覚えていただければ十分でしょう。

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