プライバシーは重要!子供部屋の在り方を考える

親にとって子供はいつまでも見守り続けたい大切な存在ですよね。しかし大きくになるにつれて、子供だって親に知られたくないことの一つや二つ出てくるもの。いずれ思春期を迎える子ども達が居心地良く暮らせるために、プライバシーは重要です。そこで今回は、子供のプライバシーも考慮した子ども部屋のあり方について考えてみましょう。

プライバシーを考慮した子供部屋にするために

プライバシーを考慮した子供部屋にするためには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。ここでは子供部屋を作るポイントについてご紹介します。

隣り合う部屋は、収納を挟んで音が響かないように

兄弟が多ければ、隣り合う部屋を子供たちの個室にする間取りも多いでしょう。個室であっても隣り合っていて壁が薄いと、お互いの物音や声が丸聞こえで、子供たちに嫌がられることも。隣り合う部屋の場合は、なるべく収納を挟んで音が響かないようにしましょう。あらかじめクローゼットや押し入れを設けておくのがおすすめです。隣り合う位置に棚などを置くだけでも効果ありです。

2階に子供部屋があるならリビングに階段はNG

家族の大多数が長い時間を過ごすリビングには、匂いや騒音も発生します。2階に子供部屋があり、リビングに階段があると、匂いや騒音が階段を通じて直接上に上がってしまいます。子供の集中力をそいだり、ケンカの原因になることもあるので、リビングの階段は避けたほうがよいでしょう。

リビングを通る間取りにする

プライバシーは重要ですが、子供との関わりが全くなくなってしまうのも困りますよね。そこで、プライバシーを考えた設計にしつつも、玄関から子供部屋への通路には必ずリビングを介するようにしておくのがおすすめ。思春期を迎えて部屋にこもりがちになっても、リビングで必ず顔を合わせるので「いってきます」「おはよう」など短くてもコミュニケーションのきっかけになります。

子供も快適に過ごせる家づくり

今回は、子供のプライバシーも考慮した子ども部屋のあり方について考えてみました。小さくても、子供だって一人の人間。プライバシーを守り、居心地よく暮らせる子供部屋をつくりましょう。子供部屋の間取りや作り方でお悩みのことがあれば、ぜひリガードへご相談ください。経験豊富なアトリエ建築家が、ご施主様とご家族のライフスタイルに沿ってアドバイスいたします。