自宅でまったり。お月見を楽しむ家づくり

夏が過ぎて涼しくなってくると、月が綺麗に見えるようになります。中でも「十五夜」は、秋の澄んだ夜空に浮かぶ、まんまるの美しい月を眺められる日。いわゆる「お月見」を楽しむ日です。1年に1度の名月をゆっくり眺めれば、日々の疲れも癒されていくはず。そこで今回は、自宅でまったりお月見を楽しめる家づくりについてご紹介します。

縁側

お月見はもちろん四季折々の自然の変化を感じられる縁側は、家族団らんの場としてぴったり。十五夜には秋の心地よい風を感じながら、まったりお月見を楽しめます。満月は太陽が沈む頃、東から上り、南中を経て、太陽が昇る頃に西へと沈みます。つまり、日当たりの良い場所につくった縁側はお月見をするベストな場所なんです。縁側に常夜灯をつけておけば手元の灯りも確保できるので、月の明るい光を感じながらお酒やお団子を楽しめます。

月の見える窓

縁側が無くても、月の見える窓さえあれば室内からお月見を気軽に楽しめます。小さな出窓でも、お供え物を飾れば立派な月見台に。窓の近くにちょっとした座れるスペースを作っておけば、月を眺めながら時を忘れてゆったりくつろげます。「お月見」とまで意気込まなくても、日常のふとした瞬間に月のある景色を楽しめるのはうれしいですね。

ススキを植える

お月見といえば、ススキを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ススキは「月の神様の依り代」と考えられていて、月見には欠かせない植物です。お団子とススキが揃えば、グッと本格的な月見の雰囲気になります。ススキは河原や土手に雑草として生えていることも多いですが、庭に植えても楽しめます。丈夫で育ちやすいので、ガーデニングが初めてでも安心です。

自宅でまったりお月見を楽しもう

今回は、自宅でまったりお月見を楽しめる家づくりについてご紹介しました。普段お月見する習慣がなかった方も、縁側や月の見える窓があれば気軽に「お月見をしよう」という気持ちになれますよね。古くから続く日本の素敵な風習を、ぜひ今年は試してみてはいかがでしょうか。

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