住宅購入した方は購入した後、何に後悔していたのか?事前に知っておきたい住宅購入の知識


皆さんこんにちは。
住宅購入者の後悔度調査。マイホーム購入前の方とマイホーム購入後の方で比較してみます。家作り性能、資金に関する勉強会があったが、参加したいと思いますかという問いを投げかけてみました。マイホーム購入前の方、参加したい方4.6%、どちらかと言えば参加したいという方、29.9%、どちらかと言えば参加したくない32.1%、全く必要ないよという方、33.4%。気持ちの強さに強弱があれど、参加したいと言う方は概ね34.5%に留まっています。それがマイホーム購入後の方がどういう分布になるかと言いますと、家作りに関する勉強会があったら参加したかったなと、もうマイホームを建てた後に参加したかったなと、思っている方は24.3%、どちらかと言えば参加したかったな、参加しても良かったなと思われる方、44.2%、どちらかと言えば参加したくない、必要ないといわれる方が16.9%、14.6%。家作り、マイホーム購入後に7割近くの方がマイホーム購入前にやっぱり勉強しておけばよかったという感想を持たれて、後悔しています。
では、マイホーム検討の選択肢、そもそもいくつあったのかを振り返りたいと思います。概ね5つのパターンに分けられます。分譲戸建て住宅、世間では建売住宅と言われる、出来合いの建物が建っていて、そこが立地条件、建物のデザイン、間取り、自分の生活家庭環境も含めて、それにマッチングするかだけを判断して、買われる。こういう住宅に関しては簡易住宅志向の強い方に向いていると言われております。大手ハウスメーカーなど、ハウスメーカーと称されるメーカーで建てるケース、大きな住宅展示場に大きな建物を構えて、皆さんがお越しになるのを待っている、そういった大手ハウスメーカー志向の方、世間ではブランド志向が強い方がこれを選択されると言われております。工務店ローコスト住宅、これは分譲戸建て、建売住宅というよりも、値段的には、相場的には建売住宅と変わらない中で、せめて間取りとかだけでも自分たちの思い通りに建てたい。その代わり、金額比較としてはそんなに建売と変わらない金額で収めたい。そういう初期費用優先の方、買う時の金額、買う時にかかる自分の手元から出ていくお金を抑えていきたいと仰る方には向いている選択肢です。工務店自由設計と言いますと、住宅には性能とかデザインとか、こだわるポイントがいくつかあります。そのこだわるポイントを全部実現していきたい。そこには初期費用安い方は上を選ばれるんですけど、こういう方は全部性能だとか、自分たちの希望を盛り込んだ上でランニングコストとか、光熱費とかも含めて、トータル費用、35年間ローンを組むのであれば将来かけて支払う金額を抑えながら、初期費用が多少出ても自分たちの思い通りの、しかも性能を満たしながら、こだわり実利志向の方が選ばれる、そんなパターンです。設計事務所オーダー住宅とありますが、こちらは設計事務所、オンリーワンです。奇抜と言いますか、私たちだけしかこの家はないよねというものをこだわりぬいて建てる方、完全こだわり志向と言われる方に向いているとされています。こういったいくつかの選択肢がある中で、いくつか勉強の場がある中で、皆さん十分に考えた上で後悔のない家作りをしていただきたいと思います。

参考記事

・第4回 ~知らなきゃ損する~ 後悔しないための賢い家づくり勉強会(終了)