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リガードの基礎工事 vol.4 後編②~配筋後〜
前回までの記事はコチラ
リガードの基礎工事 vol.1 ~前編~
リガードの基礎工事 vol.2 後編①~配筋~
リガードの基礎工事 vol.3 ~鉄筋~
配筋が終わった後は、基礎の枠が立ち上がっていきます。
この記事では、配筋完了後から、基礎部分完成までをご説明いたします。
スリーブ工事
①1種換気の場合、24時間換気(スミカ) のスリーブ(150φ) +補強筋を組んでいきます。
→L型鉄筋を上下に組み、補強を行います。
・スミカの説明と、リガードが行っていること
スミカは設計段階で設置位置が決まっています。
検討する前にまず、お打ち合わせを経て出来上がった図面を*マーベックスに送ります。
その後マーベックスが計算した換気図(家の中で排気と給気を行うための機械の位置が書いている図面)が返ってきます。
この図面で、どの部屋に室内排気口と給気口が必要かわかるようになります。
返ってきた換気図を元に、インテリアコーディネーターとのお打ち合わせ*で、
各部屋どこの位置に排気口と給気口をつけたいかを、お施主様と決めていきます。
決定後、以下のことを検討しながら最終の換気図を作成し、問題がなければその通りに施工を行っていきます。
◆メンテナンスする必要があるため、できるだけメンテナンスしに行きやすいような経路の検討
◆基礎内の点検ルート確保の検討
◆全部屋に空気が行き渡らせる為に、基礎内の人通口の位置の検討
②さや管を通します。
さや管とは、基礎内の配管が見えてこないよう、地中内に通す配管のことです。
そのため、コンクリート打設より前にスリーブが入っているか要確認が必要です。
③配管内にコンクリートが流れ込まないよう写真のように気密防水テープでふさぎます。
④コンクリートが固まった後、雨が降って基礎内に水がたまらないよう、水抜き穴用のホースも取り付けます。
ホースの中に鉄筋を差し込むことで、ホース内にコンクリートが入らず、コンクリートが固まった後も簡単に抜くことができます。
【耐圧打設】
次にコンクリートミキサー車とポンプ車を用意して耐圧盤の打設を行います。
手作業で、生コンクリート会社がコンクリートを均していきます。
【耐圧打設後】
コンクリート立上り部分にガス、水道のスリーブを各専門の会社が入れます。
【立ち上がり打設】
①耐圧盤を打設後立上りの枠をセットする
②枠設置後コンクリートの打設を行う
③コンクリート打設後レベラーを流し込み
細かい高さの調整を行っていく。
④型枠存置期間(冬場5日か夏場3日)を経て枠をばらす
⑤基礎図で事前に指示がある高さと断熱の
範囲を確認してもらって玄関内部の土間を
打設してもらう
上記の順番で立ち上がり打設を行います。
続きはコチラ
リガードの基礎工事 vol.2 後編①~配筋~
リガードの基礎工事 vol.3 ~鉄筋~
リガードの基礎工事 後編② vol.4 ~配筋後~
リガードの基礎工事 vol.5~土台敷き~
リガードの基礎工事 vol.6~上棟~
リガードの基礎工事 vol.7~土台パッキン(床下について)~